文庫本 | |||
『小川未明童話集』 昭和26年11月 (昭和56年6月改版) 新潮文庫 |
「解説」坪田譲治 |
「赤いろうそくと人魚」「野ばら」「月夜と眼鏡」「しいの実」「ある夜の星たちの話」「眠い町」「大きなかに」「雪くる前の高原の話」「月とあざらし」「飴チョコの天使」「百姓の夢」「千代紙の春」「負傷した線路と月」「殿さまの茶わん」「牛女」「兄弟のやまばと」「とうげの茶屋」「金の輪」「遠くで鳴る雷」「港に着いた黒んぼ」「小さい針の音」「島の暮れ方の話」「二度と通らない旅人」「黒い人と赤いそり」「かたい大きな手」 | |
『小川未明童話集』
昭和49年9月 旺文社文庫 |
「解説」山室静 「未明童話の想像空間」与田準一 「未明童話の背景」岡上鈴江 年譜 挿画 大野隆也 |
「眠い町」「赤いろうそくと人魚」「牛女」「金の輪」「港に着いた黒んぼ」「時計のない村」「強い大将の話」「野ばら」「よっぱらい星」「山の上の木と雲の話」「千代紙の春」「月夜とめがね」「黒い人と赤いそり」「島の暮れがたの話」「村の兄弟」「魚と白鳥」「ある夜の星たちの話」「月とあざらし」「負傷した線路と月」「兄弟の山ばと」「二どと通らない旅人」「酒屋のワン公」「雪くるまえの高原の話」「春風と王さま」「頭をさげなかった少年」「平原の木と鳥」「しいの実」「鐘と旅僧」「ゆずの話」「とうげの茶屋」「小さい針の音」「どこかに生きながら」「託児所のある村」 | |
『小川未明童話集1』 昭和55年8月 講談社文庫 200円 167頁 |
「解説」保永貞夫 さし絵・カット 寺田政明 |
「電信柱と妙な男」「黒い旗物語」「眠い町」「牛女」「赤いろうそくと人魚」「殿さまの茶碗」「角笛吹く子」「港に着いた黒んぼ」「野ばら」「酔っぱらい星」「木に上った子供」「大きなかに」「飴チョコの天使」「黒い人と赤いそり」「月夜と眼鏡」「白い馬」*「蝋人形」(小説) |
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『小川未明童話集2』 昭和55年9月 講談社文庫 200円 161頁 |
「解説」保永貞夫 さし絵・カット 寺田政明 |
「ある夜の星たちの話」「月とあざらし」「負傷した線路と月」「兄弟のやまばと」「カラカラ鳴る海」「白いくま」「裁くの町とサフラン酒」「北海の波にさらわれた蛾」「雪の上の舞踏」「酒屋のワン公」「雪くる前の高原の話」「青いランプ」「犬と犬と人の話」「平原の木と鳥」「かめの子と人形」「托鉢僧と蝶」*「血の車輪」(小説) | |
『小川未明童話集3』 昭和55年10月 講談社文庫 200円 174頁 |
「解説」保永貞夫 さし絵・カット 寺田政明 |
「青空の下の原っぱ」「トム吉と宝石」「風だけが叫ぶ」「しいの実」「希望」「曠野」「深山の秋」「金歯」「船の破片に残る話」「たましいは生きている」「とうげの茶屋」「新しい町」「太陽と星の下」「渓川のほとり」*「火を点ず」(小説) | |
『小川未明童話集』
編者 桑原三郎 平成8年7月 岩波文庫 |
「解説」桑原三郎
挿絵 川上四郎、武井武雄、初山滋、深沢省三、三芳悌吉、村山知義 |
「眠い町」「なくなった人形」「牛女」「金の輪」「野ばら」「殿さまの茶わん」「時計のない村」「赤いろうそくと人魚」「ちょうと三つの石」「港に着いた黒んぼ」「幾年もたった後」「はてしなき世界」「ある日の先生と子供」「駄馬と百姓」「村の兄弟」「さかずきの輪廻」「こまどりと酒」「おおかみをだましたおじいさん」「あらしの前の木と鳥の会話」「砂漠の町とサフラン酒」「負傷した線路と月」「月とあざらし」「兄弟のやまばと」「ある男と無花果」「いいおじいさんの話」「小さい針の音」「二度と通らない旅人」「ひすいを愛された妃」「酒屋のワン公」「町のおうむ」「世の中のために」「託児所のある村」 | |
単行本(生前童話集) |
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『おとぎはなし集 赤い船』 明治43年12月 京文堂書店 50銭 207頁 |
「序言」小川未明 「故郷の老ひたまへる父母に捧ぐ」献辞 画 渡邊 ヨヘイ |
「赤い船」「童謡五篇」「白い百合と紅い薔薇」「月と山兎」「海の少年」「青帽探検隊」「馬と金持」「電信柱と妙な男」「燕と乞食の児」「天使の御殿」「花子の記憶」「才治と大力源蔵」「二郎と美代ちやん」「憐れな家鴨」「お濠あそび」「月の宮」(付録「お伽小説 森」) | |
『金の輪』 大正8年12月 南北社 1円50銭 224頁 |
序 「童話の詩的価値」小川未明 装幀 広島新太郎 |
「馬を殺した烏」「海と太陽」「牛女」「犬と人と花」「月が出る」「めくら星」「汽車の中の人々」「鈴が鳴る」「お爺さんの家」「黒い塔」「杏子の花」「小供の時分の話」「金の輪」「私は姉さん思ひ出す」「蝋燭と貝殻」「誰が一番悪いか」「虹の歌」「月夜と少年」「酒蔵」「風ふき鳥」「白い馬」「北海の白鳥」「金持と鶏」「薬売」「百姓と蛇」 |
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『赤い蝋燭と人魚』 大正10年5月 天佑社 1円60銭 202頁 |
「序」小川未明 装幀 |
「赤い蝋燭と人魚」「王様の感心された話」「善いことをした喜び」「殿様の茶碗」「時計のない村」「世界一の幸福者」「角笛吹く子」「赤い手袋」「春が来る前」「少年と老人」「ある時の兄と弟」「青い着物をきた子供」「強い大将の話」「金の魚」「町のお姫様」「暑くも寒くもない国」「太陽と蛙」「鍬の怒つた話」 | |
『港についた黒んぼ』 大正10年10月 精華書院 1円80銭 342頁・ |
「港に着いた黒んぼ」「蝶と三つの石」「いろいろな花」「ものぐさ爺の来世」「牛女」「青い時計台」「宝石商」「北の国のはなし」「黒い旗物語」「めくら星」「煙突と柳」「教師と子供」「小さな赤い花」「蝋燭と貝殻」「眠い町」「空色の着物を被た子供」「一本の釣竿」「笑はない娘」「灰色の姉と桃色の妹」「子供の時分の話」「少年と音楽家」「消えた美しい不思議な虹」 |
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『小さな草と太陽』 大正11年九月 赤い鳥社 1円20銭 180頁 |
「序」小川未明 画 清水 良雄 |
「小さな草と太陽」「ぴかぴか頭の話」「野薔薇」「木と鳥になつた姉妹」「神は弱い者を助けた」「自分で困つた百姓」「三疋の蟻」「酔つぱらひ星」「糸のない胡弓」「笛吹き女王」「よく働く百姓」「葉と幹」「白菫と椎の木」「金銀小判」「狼と人」「罌粟の圃」「町のお嬢様」「自分の造つた笛」「二つの運命」 | |
『ある夜の星だち』 大正13年11月 イデア書院 2円10銭 347頁 |
装画 斎田喬 |
「河水の話」「魚と白鳥」「ある日の先生と子供」「竹馬の太郎」「子供と馬の話」「赤い船のお客」「娘と大きな鐘」「駒鳥の酒」「嵐の前の木と鳥の会話」「ある夜の星だちの話」「お爺さんと鍬」「箱の中の植物」「花と少女」「花と人間の話」「翼の破れた鳥」「菫と鶯の話」「子供と小鳥の話」「大根とダイヤモンドの話」「狼をだました爺さん」「時計とよっちゃん」「鯉幟と鶏」「チュウリップの芽」「海の彼方」「臆病な人」「いたづら子と梟」「楽器の生命」「山へ帰り行く父」「盃の輪廻」 |
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『海から来た使ひ』・ 大正15年7月 創生堂 2円 319頁 |
画 池田永治 |
「海からきた使ひ」「鴉の唄うたひ」「桃の実の熟する頃」「ごみだらけの豆」「叉来年の夏まで」「二番目の娘」「花と少年」「北へ帰へる鳥」「人の身の上」「百姓と蛇」「天下一品」「明るき世界へ」「菫と鶯の話」「子供と小鳥の話」「小さな赤い花」「千代紙の春」「三人の皇子」「金持と鶏」「朝(あした)の鐘鳴る町」「ある男と無花果」「冬の日のくれがた」「小さな金色の翼」「春近き日」 |
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『未明童話集1』 昭和2年1月 丸善 3円 471頁 |
「序」小川未明 挿画 初山滋 装幀 武井武雄 |
「水車のした話」「風の寒い世の中へ」「親木と若木」「蜂と薔薇の花」「お母さんの蟇蛙」「月夜と眼鏡」「糸のない胡弓」「野薔薇」「山の上の木と雲の話」「赤い蝋燭と人魚」「時計のない村」「港に着いた黒んぼの話」「三匹の蟻」「小さな草と太陽」「狼をだました爺さん」「無くなつた人形」「赤い手袋」「めくら星」「石をのせた車」「島の暮方の話」「長靴の話」「煙突と柳」「黒い人と赤い橇」「飴チョコの天使」「牛女」「女の魚売」「木に上つた子供」「ある日の先生と子供」「ある夜の星たちの話」「阿呆鳥の鳴く日」「魚と白鳥」「蟻と三つの石」「河水の話」「ぴかぴかする夜」「沙漠の町とサフラン酒」「初夏の空で笑ふ女」「北海の波に浚はれた蛾」「木と鳥になつた姉妹」「お姫様と乞食の女」「金の輪」「蝋燭と貝殻」「泣きん坊の話」「春になる前夜」「青い時計台」「灰色の姉と桃色の妹」「窓の下を通つた男」「町の天使」「正雄さんの周囲」 |
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『日本童話集(中)小川未明』(日本児童文庫) 昭和2年5月 アルス 非売品 246頁 |
装幀 恩地孝四郎 口絵挿画 岡本帰一 |
「赤い蝋燭と人魚」「飴チヨコの天使」「月夜と眼鏡」「海ほゝづき」「知らないをばさん」「月と海豹」「赤い船のお客」「兄弟の山鳩」「黒い人と赤い橇」「港に着いた黒んぼ」「日傘と蝶」「二つの琴と二人の娘」「鼠とバケツの話」「蜻蛉のお爺さん」「幸福の鋏」「三つの鍵」「姉さんの後悔」「時計のない村」「雪来る前の高原の話」「千代紙の春」「白い熊」 | |
『青空の下の原っぱ』(新叢未明童話1) 昭和7年7月 六文社 2円25銭 327頁 |
「犬と犬と人の話」「世界で何を見て来たか」「二人の少年」「本にない知識」「青い石とメダル」「森の中の犬ころ」「雪でつくつたお母さん」「町の真理」「平原の木と鳥」「古い塔の上へ」「太陽の下で」「蜂と子供」「今年ノ春ト去年ノ小鳥」「ハナトミヅグルマ」「雲、雲、イロイロナ雲」「オウマノユメ」「ナンデモハイリマス」「寒くなる前の話」「銅像と老人」「少年とお母さん」「古巣に帰るまで」「新しい友達」「亀の子と人形」「お母さんの「さいふ」」「大きな飛蝗」「ある少年の正月の日記」「古い桜の木」「蜘蛛と柿の葉」「ベーゴマと支那の子供」「空へのびる蔓」「馬車と子供たち」「はまねこ」「おきくと弟」「負けじ魂の吉松」「とちらが幸福か」「子供は馬鹿でなかつた」「夏とおぢいさん」「青空の下の原つぱ」 | ||
『童話と随筆』 昭和9年9月 日本童話協会出版部 1円60銭 338頁 |
「序 何故に童話は今日の芸術なるか」 |
「助け合つた鳥たち」「学校の帰り道」「鐘と旅僧」「母親は太陽」「春と人の感想」「時代・児童・作品」「書を愛して書を持たず」「がつこうへ行く勇ちやん」「武ちやんと目白」「小さな兄弟」「てふてふ と ばら」「より近く、より自然か」「素朴なる感情」「花の咲くころ」「初冬雑筆」「子供が寝てから」「生存する姿」「酒場の主人」「晩春」「読んできかせる場合」「国字改良と時期」「自信なき者は勇気なし」「哀惜の情」「羞恥心の欠乏」「花と青年」「短詩」「作品また果実の如し」「五月が来るまで」「夏休には生活戦の認識」「近頃感じたこと」「土を忘れた男」「涙」「雪」「忘れ得ざる風景」「児童自治の郷土と教化」「非常時他雑感」「かみしばゐ の おぢさん」「からす の やくそく」「おとした てぶくろ」「いちばん だこ」「童話を書く時の心」「子供が書くと読む時」「最近の教育問題を通しての感想」「燕と紅雀」「烏の歌」「こぶしの花」「灯と虫と魚」「草原で見た話」「花と人間」「新童話論」「顧望断片」「屋根へあがつた羽子」「かぜのない あたたかい日」「五月の川の中」「たのしい 蝶たち」「武ちやん と 蟹」「はーもにか を ふくと」「春を待つ」「秋深し」「ふるさと、小鳥」「小さい兄弟」「ちんどんやの 小母さん」「夏の日ざかり」「月の中へ消えた鯉」「中堅婦人の自覚」「銀狐」 |
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『犬と犬と人の話』 昭和10年1月 湯川弘文社 70銭 280頁 |
装幀 装画 田村孝之介 |
「隣村の子」「僕は兄さんだ」「父親と自転車」「いちゞくの木」「世の中のこと」「学校の桜の木」「犬と犬と人の話」「空へのびる蔓」「太陽の下」「本にない知識」「少年と秋の日」「小さな弟良ちゃん」「お菊と弟」「負じ魂の吉松」「馬車と子供等」「平原の木に鳥」「谷にうたふ女」「雁」「空晴れて」「銀河の下の町」「小供は馬鹿でなかつた」「青空の下の原つぱ」「小供の床屋」「母犬」「銀杏の葉」「或る朝のお母さん」「霜の朝」「子鶯と母鶯」 |
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『小川未明 コドモ ヱバナシ』 昭和10年1月 東京社 1円30銭 125頁 |
装幀 初山滋 口絵(貰ハレテ来タポチ)武井武雄 挿絵 初山滋、安泰、深澤省三、武井武雄、川上四郎、前島トモ、福田新生、清水良雄 |
「タノシイ 蝶タチ」「ハナビ ノ オト」「モウ ヂキ サクラノハナガ サキマス」「タマ ト ウグヒス」「ネズミ ト オホヲトコ」「除隊」「勇チャン ト 正チャン ノ サンポ」「キクノハナ ト シャボンダマ」「長靴 ノ ビンド」「ミカン キンカン」「ナカナイ キリギリス」「五ツ ニ ナッタ 政チャン」「コタツ ニ ハイッテ」「ニラメッコ シマセウ」「ハナ ト ミヅグルマ」「ヤマ ノ ハナシ」「ハーモニカ ヲ フクト」「オレンジ ノ 実」「相撲」「夏 ノ 日ザカリ」「オウマ ノ ユメ」「帽子 ノ 日オホヒ」「ミンナ イイ子 デ セウ」「クラゲ ノ 小母サン」「秋 ノ 野」「オ母サン ノ オ喜ビ」「モノワスレ ノ カラスクン」「ハツユキ ガ フリマシタ」「シャメ ト 武チャン」「シラナイ マチ ノ 子」「テルテル バウズ」「ナンデモ ハイリマス」「春蚕 ガ カヘリマシタ」「ナツ ノ アルヒ」「オ月サマ ト 虫タチ」「小サナ オ母サン」「カカシ ト スズメ」「門松 ノ アル ヰナカマチ」「棗ノ木 デ アッタ 話」「ウンドウクァイ」「五月 ノ 川ノ中」「ヒラヒラ テフテフ」「ナゼ ノ ナイ アタタカイ日」「武チャン ト 蟹」「チンドン屋 ノ 小母サン」「風ノ子 ト オ雛様」「雲、雲、イロイロナ雲」「鼠 ト タンク」「アヤ子サン ノ 絵」「屋根 ヘ アガッタ 羽子」「今年ノ春 ト 去年ノ小鳥」「貰ハレテ 来タ ポチ」「マアチャン ト トンボ」「森 ノ アチラ」「赤イ チャウチン ノ 話」 | |
『小豚の旅』・ 昭和10年5月 四條書房 2円 |
・ | (カタカナ童話)「アヒル ノ シヤウチヤン」「オヤウシ ト コウシ」「ジヤツク ト 小犬」「シロイ クモ と オニンギヤウ」「ユウダチ ト コスズメ」「ユキ ト 二羽ノカラス」「天長節」「ツユ ノ イリ」「夏休ミ」「柿」「雪ニ ウズモレタ 小学校」「赤イ チヤウチン ノ 話」「フシギナテジナ」「風ノ子 ト オ雛様」「アマリリス ト 駱駝」「棗ノ木 デ アツタ話」「マアチヤン ト トンボ」「ナカナイ キリギリス」「シラナイ マチ ノ 子」「鼠 ト タンク」「ヰネムリ 床屋」「小豚 ノ 旅」「年チヤン ト カブト蟲」「小ネコ ヲ モラツタ話」「チチザル ノ オハナシ」「雨」「ホシ祭 ガ チカヅキマシタ」「行水」「相撲」「オ母サン ノオ喜ビ」「貰ハレテ来タポチ」、(ひらがな童話)「黒い蝶とお母さん」「睡蓮は咲いたが」「古い鋏」「赤い実」「お爺さんが捨てたら」「おかめどんぐり」「烏とかゞし」「猫とおしるこ」「日記をつけませう」「二少年の話」「政ちやんと赤い林檎」「お母さんはえらいな」「花とあかり」「ペスをさがしに」「気にいらない鉛筆」「笑はなかつた少年」「真吉とお母さん」「猟師と薬屋の話」「海のまぼろし」「青い星の国へ」「左ぎつちよの正ちやん」「僕たちは愛するけれど」「夏の晩あつた話」、(大人の童話)「希望」「手風琴」「曠野」「三月の空の下」「しんぱくの話」「冬の蝶」「偶然の支配」 |
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『小学文学童話』・ 昭和12年5月 竹村書房 2円 307頁 |
「まへがき」未明 | 「猫」「小さな年ちやん」「小猿と母猿」「友達同志」「村のかぢやさん」「仲よしが喧嘩をした話」「勇君と野犬」「蛤とひき蛙」「武ちゃんの二日間」「椎の実」「前の小母さん」「汽車の中で見たお話」「二人の少年」「柚子の話」「烏と兎」「山の少年と町の少年」「小さいものをいたわる」「百舌と杉の木」「西洋凧と六角凧」「東京の羽根」「犬と古洋傘」「一粒の真珠」「北風に凧は上る」「薬売りの少年」「風雨の晩の小僧さん」「縛られた家鴨」「深山の秋」(太字は、後掲『未明童話集』において削除された童話) | |
『未明童話お話の木』・ 昭和13年4月 竹村書房 1円30銭 311頁 |
「花の咲く前」「相撲」「白い雲」「真昼のお化」「眼鏡」「僕も戦争へ行くんだ」「友情」「嵐の中」「まだ冬だけれど」「蘭の花」「金歯」(「花の咲く前」から「友情」までは、エピグラフあり) | ||
『赤い魚』・ 大正13年9月 研究社 1円50銭 187頁 |
「はしがき」未明(1924、8) |
黒い人と赤い橇」「月夜と眼鏡」「知らないをばさん」「初夏の不思議」「姉さんの後悔」「遠くで鳴る雷」「木の下の話」「解けない謎」「花と少年」「大きな荷物」「沙の上にて」「二郎の玩具」「駄馬と百姓」「燕のかへる時」「赤い魚と子供」「星と柱を数へたら」「幸福の鋏」「島の暮方の話」「錆びた鍵」「海蛍」「春になる前夜」「泣きん坊の話」「水盤の王様」「青い花の香」「蜜蜂の来た日」「村の兄弟」 |
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『日本の子供』 昭和13年12月 文昭堂 2円 270頁 |
装幀・口絵・挿絵 黒崎義介 「幼児童話について」 「知りつゝ行われざること」 「青年に與ふ」 |
「お父さん」「母の心」「雪の降った日」「昼のお月様」「丘の下」「小さな兄弟」「勇坊とタンク」「秋の暮」「戦地の兄さんへ」「田舎のおぢいさん」「雀の巣」「一本橋」「谷間の四十雀」「お母さん」「とんぼ捕り」「良ちゃんと林檎」「風船虫」「町はづれの空地」「人と花の話」「野中のチンドンヤ」「海へ帰る小父さん」「独楽」「山へ雪が来ました」「青葉の下」「春と古い三輪車」「お宝の島」「雨がはれました」「学校の帰り道」「武ちゃんと昔話」「僕の柿の木」「兄の夜襲」「秋の運動会」「にんじんと西瓜の話」「魚捕りの記」「鴉」 |
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『夜の進軍喇叭』(新日本児童文庫22) 昭和15年4月 アルス 1円 248頁 |
装幀 恩地孝四郎 挿絵 河目悌二 |
「朝まだ早し」「夕焼がうすれて」「姉と弟」「渓川のほとり」「海が呼んだ話」「友情」「クラリネツトを吹く男」「町の鳥屋」「星の降る夜」「世の中へ出る子供たち」「坊やも強くなれ」「小さな妹を連れて」「鳥鳴く朝のちい子ちやん」「金色のボタン」「旗竿と葱」「靴」「雪の降つた日」「花の咲く前」「中学へ上つた日」「虎刈頭」「夜の進軍喇叭」 |
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『新日本童話』 昭和15年6月 竹村書房 1円80銭 299頁 |
「はしがき」未明 |
第一部 随筆「日本的童話の提唱」「子供と童話文学」「発足点から出直せ」「猫の肺炎」「木天蓼」「天を怖れよ」「人と草」「湯屋」「初冬」「冬の空」「春風遍し」「誠の心、誠の叫び」「美しき夢をもて」「新しき生活」「生れ変る心構へ」「我を思はば国家を思へ」「創造の歓喜に生きよ」「立派な人間として働け」 第二部 童話「金歯」「深山の秋」「猫」「眼鏡」「鐘と旅僧」「托鉢僧と蝶」「白い雲」「手風琴」「曠野」「三月の空の下」「しんぱくの話」「冬の蝶」「幸福の鋏」「赤い船の客」「平原の木と鳥」 |
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『鳩とりんご』 昭和15年12月 新潮社 1円86銭 |
「童話について」小川未明 装幀 小穴 隆一 口絵と挿画 吉田貫三郎 |
「鳩とりんご」「雪の降つた日」「天下凧」「母の心」「春風と王様」「友達同士」「二人の軽業師」「蜂の巣」「物の言へないもの」「二人の少年」「小さな弟、良ちやん」「少年と秋の日」「やんま」「仲よしが喧嘩した話」「ゆずの話」「猟師と薬屋の話」「町はづれの空地」「夏の晩方にあつた話」「相撲」「僕も戦争に行くのだ」 | |
『雪来る前の高原の話』 昭和16年2月 中央公論社 1円80銭 286頁 |
装幀・挿絵 初山 滋 |
「魚と白鳥」「牛女」「幸福に暮した二人」「負傷した線路と月」「赤い蝋燭と人魚」「日傘と蝶」「春になる前夜」「からから鳴る海」「雪来る前の高原の話」「百姓の夢」「ある夜の星たちの話」「千代紙の春」「雁」「三月の空の下」「酒倉」「幼き日」「青空の下の原つぱ」「空へのびる蔓」「白い雲」「溪川のほとり」「少女と老兵士」 | |
『小川未明童話・六年生』 昭和16年3月 文昭社 1円30銭 214頁 |
「六年生の皆さんに」百田宗治 装幀・口絵・挿絵 黒崎義介 |
「百舌と杉の木」「縛られた家鴨」「東京の羽根」「一本橋」「柚子の話」「椎の実」「芽は伸びる」「白い雲」「眼鏡」「薬売の少年」「金が出ないで梨が生れた話」「母の心」「僕も戦争へ行くんだ」「鳶よ鳴け」 |
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『亀の子と人形』 昭和16年4月 フタバ書院 2円 300頁 |
装幀と挿画 武井武雄 |
「亀の子と人形」「場所と子供たち」「犬を助ける」「僕が大きくなるまで」「先生と鳩」「夕雲」「世の中を見る目」「薬売りの少年」「未だ冬だけれど」「古巣にかへるまで」「一銭銅貨」「谷にうたふ女」「一度来た処」「少年の日記」「辻占売のお婆さん」「ボールの行方」「少年の日二景」「ある夜の姉と弟」「嵐の中」「木の上と下の話」「お祭の日のこと」「糸瓜の水」「野菊の花」 |
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『生きぬく力』(正芽社小国民選書) 昭和16年11月 正芽社 20銭 89頁 |
「序にかえて」小川未明 装幀 中尾 彰 挿画 池田勝之助 |
「生きぬく力」「小鳥の少年」「汽車は走る」「ある夏の日のこと」 | |
『モリ ノ カラス』 昭和16年12月 小学館 60銭 75頁 |
「ミナサンヘ」小川未明 装幀 初山滋 挿絵 岩崎大子・伏石繁雄・中西称吾 |
「海ノオヒメサマノ首カザリ」「ドラネコトカラス」「モノワスレノカラスクン」「クサヲワケテ」 | |
『蜂とこども』・ 昭和17年1月 有光社 2円 236頁 |
装幀・挿画 安泰 |
「おめんと りんご」「かた目の ごあさいつ」「蜂と こども」「ぼくが かはいがるから」「もらはれて 来た ポチ」「ばうしの 日おほひ」「正ちゃんと おかひこ」「大きな かしの木」「年ちやんと ハーモニカ」「おかめどんぐり」「けんくゎを 忘れた 話」「二少年の話」「政ちゃんと 赤い りんご」「をぢさん ばんざい」「那須与一」「やさしい 心の まんぞく」「黒い めがねの をぢさん」 |
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『赤いガラスの宮殿』 昭和17年9月 新潮社 1円86銭 229頁 |
装幀 野間仁根 挿絵 吉田貫三郎 「あとがき」楠山正雄 |
「赤いガラスの宮殿」「殿様の茶碗」「鼠とバケツの話」「からすの歌うたひ」「兄弟の山鳩」「春の真昼」「時計のない村」「村の兄弟」「びつこのお馬」「阿呆鳥の鳴く日」「ガラス窓の河骨」「隣村の子」「一本橋」「友情」「深山の秋」「学校の帰り道」 |
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『りっぱな心』 昭和17年10月(昭和18年5月再版) 帝国教育出版部 85銭 119頁 |
装幀・挿画 島野重之 |
「りっぱな 心」「日の丸の 旗」「友だちとの やくそく」「ばうやと お母さん」「まさちゃんと としちゃん」「まちの お正月」「毎ばん 犬が なく」 | |
『こどもと犬とさかな』 (20000部) 昭和18年5月 新生閣 1円30銭 63頁 |
装幀・挿画 安泰 「あとがき」編者 |
「なかのよい ともだち」「あのこの ないたとき」「らっぱの
おと」「こどもと 犬と さかな」 |
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『ツルギサンノハナシ』(8000部) 昭和18年7月 日本絵雑誌社 95銭 頁番号なし |
画 林鶴雄 |
「ツルギサンノハナシ」 |
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『かねも戦地へ』 昭和19年9月 中央出版 1円60銭 頁なし |
装丁 不明 | 「みんなお母さんの方を向いて」「お母さんのかはり」「みんな心は一つ」「かねも戦地へ行きました」 | |
『オ月サマト キンギヨ』(愛育文庫) 昭和21年4月 愛育社 6円 130頁 |
著者略歴 装幀 初山 滋 挿絵 河目 悌二 |
「春繭ガ カヘリマシタ」「オ月サマト 象」「チンドンヤノ ヲバサン」「正チヤント ツユ子サン」「ツメタイ メロン」「ナガグツノ ビンド」「オ月サマト キンギヨ」「シヤシンヤサン」「キカンバウズ」「アカチヤント コネコ」「クラゲノ ヲバサン」「オツパイ」「秋ガ キマシタ」「オ月サマト ムシタチ」「コガラシノ フク晩」「ヨソノ オカアサン」「オ友ダチ」「カリウドト クマ」「オトウサント オカアサン」「ジラウサンノ テツパウ」「赤イ チヤウチンノ ハナシ」「カド松ノ アル ヰナカマチ」「チイ子チヤント テリヤノ子」 | |
『未明童話集』(『小学文学童話』解題) 昭和21年5月 南北書園 10円50銭 247頁 |
「まへがき」小川未明 装釘 烟田友郷 |
「猫」「小さな年ちやん」「小猿と母猿」「友達同志」「村のかぢやさん」「仲よしが喧嘩した話」「椎の実」「前の小母さん」「汽車の中で見たお話」「柚子の話」「烏と兎」「山の少年と町の少年」「小さいものをいたわる」「百舌と杉の木」「西洋凧と六角凧」「東京の羽根」「犬と古洋傘」「一粒の真珠」「北風に凧は上る」「薬売りの少年」「風雨の晩の小僧さん」「縛られた家鴨」「深山の秋」 | |
『銀河の下の町』(『犬と犬と人の話』改題) 昭和21年5月 弘文社 12円50銭 230頁 |
装幀 古家 新 |
「隣村の子」「僕は兄さんだ」「父親と自転車」「いちゞくの木」「世の中のこと」「学校の桜の木」「犬と犬と人の話」「空へのびる蔓」「太陽の下」「本にない知識」「少年と秋の日」「小さな弟良ちゃん」「お菊と弟」「負じ魂の吉松」「馬車と子供等」「平原の木に鳥」「谷にうたふ女」「雁」「空晴れて」「銀河の下の町」「小供は馬鹿でなかつた」「青空の下の原つぱ」「小供の床屋」「母犬」「銀杏の葉」「或る朝のお母さん」「霜の朝」「子鶯と母鶯」 |
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『小さい針の音』 昭和21年8月 小澤出版社 11円 186頁 |
「編者の言葉」唐澤道隆 装幀・挿画 大石哲路 |
「猫」「犬と古洋傘」「幸福の鋏」「鐘と旅僧」「小猿と母猿」「赤い船のお客」「曠野」「小さい針の音」「平原の木と鳥」「托鉢僧と蝶」「百舌と杉の木」「さまよへる白い影」「暴風」「月の妖術」 |
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『未明童話 青いランプそのほか』 昭和21年10月(昭和22年4月再版) 文寿堂出版 30円 155頁 |
「未明童話について」阪本越郎 装幀・挿画 江崎孝坪 |
「青いランプ」「竹馬の太郎」「島の暮方の話」「二人の軽業師」「花と少年」「赤い蝋燭と人魚」「月夜と眼鏡」「笑はない娘」「木と鳥になつた姉妹」「遠くで鳴る雷」「大根とダイヤモンドの話」「灰色の姉と桃色の妹」「牛女」 | |
『山の上の木と雲の話』 昭和22年1月(昭和22年12月再版) 紀元社 40円 193頁 |
「解説」 山内秋生 装幀・挿画 初山 滋 |
「月と海豹」「紅雀」「山の上の木と雲の話」「谷間の四十雀」「黒い人と赤い橇」「港に着いた黒んぼ」「月夜と眼鏡」「王様の感心された話」「或る夜の星たちの話」「春」「熊さんの話」「犬と犬と人の話」「駒鳥と酒」「白い雲」 | |
『未明童話 赤い魚と子供そのほか』 昭和22年1月 文寿堂出版 20円 116頁 |
「読者の皆さんへ」編者阪本越郎 装幀さしえ 林義雄 「ローマ字童話」あり |
「風の子とおひなさま」「チューリップの花」「あや子さんの絵」「春風と王様」「汽車の中の熊と鶏」「赤い魚と子供」「ものぐさな狐」「鼠とバケツの話」「ガラス窓の河骨」「蜘蛛と草」「狼をだました爺さん」「月と海豹」 (ローマ字童話「ハツユキ ガ フリマシタ」「オウマ ノ ユメ」「ハナビ ノ オト」「チヒサナ オカァサン」「アキ ノ ノ」「ナカナイ キリギリス」「モノワスレ ノ カラスクン」「カゼノナイ アタタカイ ヒ」「モラワレテ キタ ポチ」「モウヂキ サクラ ノ ハナガ サキマス」) |
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『村の兄弟』(PTA文庫 日本童話名作集5) 昭和22年2月 羽田書店 190円 210頁 |
「編輯部 この本を読まれた方々に」 装幀・挿画 木俣武 |
「村の兄弟」「水車のした話」「お婆さんと黒猫」「千代紙の春」「赤い蝋燭と人魚」「春風の吹く町」「木と鳥になつた姉妹」「殿様の茶碗」「お姫様と乞食の女」「二人の軽業師」「兄弟の山鳩」「天下一品」「二つの琴と二人の娘」 |
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『僕の通るみち』 昭和22年2月 南北書園 28円 223頁 |
「あとがき」北原益憲 装幀・絵 松本竣介 |
「夢のやうな昼と晩」「蝋燭と貝殻」「おかまの唄」「お母さんの蟇蛙」「三匹の蟻」「つづれさせ」「無くなつた人形」「山へ帰つた山雀」「高い木と鳥」「魚と白鳥」「白壁のうち」「僕の通るみち」「窓の内と外」「雀」「兄と魚」「引かれて行く牛」「羽衣物語」「颱風の子」「冬の蝶」 |
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『角笛を吹く子』 昭和22年6月 雁書房 45円 150頁 |
「読者のために」なめかわ・みちお 装幀・さしえ 中尾彰 |
「ある夜の星たちの話」「春になる前夜」「ちよ紙の春」「花と人間の話」「赤い魚と子ども」「子どもの時分の話」「角笛を吹く子」「その日から正直になつた話」「赤いろうそくと人魚」「赤い手袋」「雪来る前の高原の話」 |
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『花の咲く前』 昭和22年7月 小学館 40円 161頁 |
「あとがき」岡上鈴江 装本 小川哲郎 |
「星の世界から」「なくなつた人形」「のばら」「般若の面」「塩をのせた船」「手風琴」「ある日の先生と子供」「「自然が人をめぐむ話」「頭をさげなかつた少年」「ヒヨウ、ヒヨウ、てりうそ」「南の島の女」「のねずみから起つた話」「春のま昼」「学校の帰り道」「花の咲く前」「青い草」 | |
『幼年童話集まあちゃんととんぼ』 昭和22年8月 国文館 38円 123頁 |
「あとがき」奈街三郎 装幀・さしえ 小川哲郎 |
「にらめつこ しましよう」「かくれんぼ」「竹馬」「他うえ」「たなごと 年ちやん」「まあちやんと とんぼ」「花火の音」「りこうな おさるさん」「かみしばいと おさるさん」「山の話」「おかあさんの およろこび」「秋の野」「うんどうかい」「みのり」「みかん きんかん」「おとうさんの おまね」「五つに なつた まさちやん」「なんでも はいります」「ちがつた おとうさん」「ゆきだるまと おほしさま」「オレンジの み」「正ちやんと のぶるさん」「しらない 町の 子」 | |
『一粒の真珠』 昭和22年9月 二葉書店 50円 168頁 |
「小川先生の童話集刊行に当つて」信田秀一 装幀 西村保史郎 挿絵 野水昌子 |
「一粒の真珠」「田舎のお母さん」「風雨の晩の小僧さん」「片目のごあいさつ」「青い石とメダル」「きれいなきれいな朝」「蜂の巣」「年ちやんのピッチャー」「亀の子と人形」「古巣にかへるまで」「薬売りの少年」「蜘蛛と柿の葉」 |
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『兄弟の山鳩』(日本童話選 上級) 昭和22年10月 東西社 60円 200頁 |
「まえがき」坪田譲治 「あとがき」坪田譲治 装幀・挿画 小穴隆一 |
「月と海豹」「港に着いた黒んぼ」「月夜と眼鏡」「牛女」「大きな蟹」「花と少年」「金の輪」「桃の実の熟する時」「王様の感心された話」「花と人間の話」「千代紙の春」「春が来る前」「朝の鐘鳴る町」「兄弟の山鳩」「ある夜の星たちの話」「空へのびる蔓」「殿様の茶碗」 | |
『青い釦』 昭和23年1月 啓明出版社 40円 170頁 |
装幀 池田勝之助 挿絵 深沢紅子 |
「大きな蟹」「北海の波に浚われた蛾」「河水の話」「阿呆鳥の鳴く日」「瓶の中の世界」「気まぐれの人形師」「ものぐさ爺の来世」「てかてか頭の話」「青い釦」 |
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『幸福の鋏』 昭和23年5月 愛育社 90円 219頁 |
「はしがき」小川未明 装幀・挿画 松山文雄 著者略歴 |
「幸福の鋏」「少年と猫の子」「飴チヨコの天使」「海から来た天使」「花と人間の話」「青いランプ」「酒屋のワン公」「青い時計台」「赤い魚と子供」「春になる前夜」「青空の下の原つぱ」 | |
『雪原の少年』(長編童話) 昭和23年7月 童話春秋社 80円 199頁 |
「雪原の少年」 |
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『未明童話心の芽そのほか』 昭和23年10月 文寿堂出版 100円 149頁 |
「あとがき」阪本越郎 装幀さし絵 松野一夫 |
「心の芽」「雲と子守歌」「つばめと魚」「夢のような昼と晩」「雀を打つ」「山に雪光る」「雪来る前の高原の話」「金の輪」「ある日の先生と子供」「赤い船のお客」「汽車の中で見たお話」「海ほおずき」「縛られた家鴨」「塩をのせた船」 | |
『おやうしとこうし』 昭和23年11月 海住書店 70円 93頁 |
「お母さまがたへ」中安さん三 そうてい・さしえ 小川哲郎 |
「しろいくも と にんぎょう」「おやうし と
こうし」「としちゃん と かぶとむし」「こねこを
もらった はなし」「すもう」「ぎょうずい」「うらしまたろう」 |
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『赤い雲のかなた』(日本童話小説文庫・未明童話篇) 昭和24年1月 小峰書店 250円 291頁 |
「まえがき」船木枳郎 装幀 恩地孝四郎 さしえ 山路真護 「否定と理想の文学」船木枳郎 |
「牛女」「北海の白鳥」「赤いろうそくと人魚」「港に着いた黒んぼ」「月夜とめがね」「二度と通らない旅人」「酒屋のワン公」「白刃に戯る火」「女の魚売」「おばあさんとツェッペリン」「幸福に暮したふたり」「殿様の茶わん」「百姓の夢」「おきくと弟」「馬車とこどもたち」「春風と王様」「白い雲」「深山の秋」「金歯」「小さい針の音」「考えこじき」「兄の声」「新しい町」「戦争はぼくをおとなにした」「たましいは生きている」 |
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『おうまのゆめ』(新教育叢書)・ 昭和24年1月 フレーベル館 80円 121頁 |
装幀挿絵 立野玲子 |
「たのしい ちょうたち」「かぜの ない あたたかい
ひ」「ひらひら ちょう ちょう」「五がつの
かわの なか」「たけちゃん と かに」「なつの
ひざかり」「なつめのきで あった はなし」「おうまの
ゆめ」「しゃめ と たけちゃん」「なかない
きりぎりす」「てるてる ぼうず」「パン と
おかあさんのいぬ」「きくのはなと しゃぼんだま」「ハーモニカを
ふくと」「ちいさな おかあさん」「はつゆきが
ふりました」「たま と うぐいす」「やねへ
あがった はね」 |
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『野ねずみから起った話・一匹のふな』(新児童文学選集1)・ 昭和24年6月 新日本文学会 250円 261頁 |
「あとがき」坪田譲治 装幀 後藤禎二 |
(未明童話のみ記載。坪田譲治童話は省略) 「考えこじき」「兄のこえ」「風はささやく」「のばら」「野ねずみから起った話」「平原の木と鳥」「小さな針の音」「なくなった人形」「ある日の先生と子供」「青空の下の原っぱ」 |
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『おはなしのまち』(ひらがなどうわ)・ 昭和24年8月 アテネ出版社 160円 160頁 |
「あとがき」坪田譲治 そうてい・さしえ 中尾彰 |
(一ちょうめ はる)「うまれた ばかりの ちょうちょう」「きょうから
いい お友だちに」「ヒラヒラ ちょうちょう」「たのしい
ちょうたち」「まあちゃん と ちいこちゃん」「かぜのない
あたたかい日」「ひとりぼっちの しょうねん」「五がつの
川の 中」(二ちょうめ なつ)「よその
おかあさん」「しろい
くも」「まあちゃん と とんぼ」「ながぐつの
びんど」「なつの ある日」「なつの 日ざかり」「おうまの
ゆめ」「まどの ない ビルジング」(三ちょうめ あき)「ハーモニカを
ふくと」「にがすも ゆかい」「うんどうかい」「はたらく
小ぞうさん」「小さな おかあさん」「あかちゃん
と こねこ」「きくの花 と シャボンだま」「ちいこちゃん
と テリヤの こ」(四ちょうめ ふゆ)「おとうさん
と おかあさん」「きょうだいの ねずみ」「まいにち
つかった ゆわかし」「なんでも はいります」「たけちゃんの
しっぱい」「いつつに なった まさちゃん」「かりうど
と くま」「ねずみの おんがえし」 |
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『赤いガラスの宮殿』(日本童話名作選集) 昭和24年11月 三十書房 220円 216頁 |
「あとがき」楠山正雄 装幀 初山 滋 挿絵 中尾 彰 |
「赤いガラスの宮殿」「あほうどりの鳴く日」「からすの歌うたい」「兄弟の山ばと」「春のまひる」「深山の秋」「とのさまの茶わん」「時計のない村」「村の兄弟」「びっこのおうま」「ガラスまどのこうほね」「ひすいの玉」「とうげの茶屋」「新しい町」 |
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『よっぱらい星』(新選童話集) 昭和25年1月 人文書房 65円 123頁 |
「この童話を読まれる人々へ−編者のことば−」加藤てる緒 挿絵・装幀 小川哲郎 |
「月夜と眼鏡」「赤い船のお客」「なくなった人形」「時計のない村」「二度と通らない旅人」「牛女」「星の世界から」「木と鳥になった姉妹」「南の島の女」「空へのびる蔓」「よっぱらい星」 | |
『みどり色の時計』 昭和25年4月 新子供社 200円 203頁 |
「はじめに」 「戦後の未明童話」船木枳郎 かざりえ・さしえ 茂田井 武 |
「どこかで呼ぶような」「ひすいの玉」「みどり色の時計」「かたい大きな手」「春さきの朝のこと」「道の上で見たはなし」「はたらく二少年」「世の中のために」「お隣のよろこび」「金で買えない仕合せ」「羽とコマ」「「どこかに生きながら」「風七題」「水七景」「花かごとたいこ」「ひとをたのまず」「おじさんのうち」「ゆうぐれ」「でんしゃのまどから」「おとうさんがかえったら」「とうといおかあさん」 | |
『赤いろうそくと人魚』(三色文庫) 昭和26年7月 西荻書店 60円 96頁 |
「小川先生の童話について」滑川道夫 装幀 恩地孝四郎 挿絵 山下大五郎 |
「すいせんと太陽」「野ばら」「金の輪」「二つの運命」「赤いろうそくと人魚」「金が出ないで梨がうまれた話」「雲と子もりうた」 |
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『未明新童話集』 昭和29年7月 太平社 160円(地方定価170円) 264頁 |
「序」小川未明 「あとがき 皆さん方に」秩父芳朗 装幀 浜田稔 さしえ 内田巌 |
「誰にも話さなかったこと」「どこかに生きながら」「春よ早く来い」「雲と子守うた」「みい子ちゃん」「お隣の喜び」「どちらがきれいか」「原っぱの春」「戦争は僕を大人にした」「考えこじき」「新しい町」「ありと少年」「ぼくの小さな弟」「子供は悲しみを知らず」「兄の声」「世の中のために」「風はささやく」「おはぐろとんぼ」「少年のまごころ」「白のいるところへ」「ペスときょうだい」「とうげの茶屋」 |
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『ふくろうをさがしに』 昭和29年12月 日本書房 150円(地方定価155円) 201頁・ |
「先生と父兄の皆さまへ」編集部 え 宮脇公実 |
「ふくろうをさがしに」「おとうさんのおまね」「田うえ」「にらめっこしましょう」「しらないまちのこ」「ちがったおとうさん」「あきのの」「オレンジ゙のみ」「チューリップのはな」「はなびのおと」「みんないい子でしょう」「ゆきだるま」「なんでもはいります」「あや子さんのえ」「たけうま」「みかんきんかん」「まあちゃんととんぼ」「かくれんぼ」「みのり」「正ちゃんとのぶるさん」「かぜの子とおひなさま」「たなごととしちゃん」「りこうなおさる」「かみしばいとゆうちゃん」「山のはなし」「おかあさんのおよろこび」「うんどうかい」「とおくでなるかみなり」「たけうまの太郎」 |
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『ひらかな童話集』 昭和30年8月 金の星社 220円 215頁 |
「あとがき」大木雄二 装幀 中尾 彰 挿画 西原 比呂志 鳥居 敏文 |
「うまれた ばかりの ちょうちょう」「かくれんぼ」「お月さまと ぞう」「からすねこと ぺるしゃねこ」「五月の川の なか」「たけちゃんの しっぱい」「まどのない びるじんぐ」「しろい くもと にんぎょう」「きょうだいの のねずみ」「くらげの おばさん」「としちゃんと かぶとむし」「まあちゃんと とんぼ」「かりうどと くま」「よその おかあさん」「くもの すと はち」「お月さまと むしたち」「こねこを もらった はなし」「ちんどんやの おばさん」「あかい ちょうちんの はなし」「ゆきだるまと おほしさま」「ねずみの おんがえし」「くろい めがねの おじさん」「うみの おひめさまの くびかざり」「ゆめの おしろ」 | |
『未明童話宝玉集』 昭和32年2月 東光出版社 250円 459頁 |
「未明童話の見方・与え方」船木枳郎 「未明童話作品年譜抜萃」 装幀 市川禎男 |
「よっぱらい星」「黒い人と赤いそり」「女のさかな売り」「月夜と目がね」「気まぐれの人形師」「海ぼたる」「つばさのやぶれた烏」「汽船の中の父と子」「風の寒い世の中へ」「ねずみとバケツの話」「水車のした話」「おけらになった話」「びんの中の世界」「ナマズとアザミの話」「ガラスまどの河骨」「はんにゃの面」「赤いローソクと人魚」「港に着いた黒んぼ」「雪の上のおじいさん」「幸福にくらした二人」「塩をのせた船」「あほう取りの鳴く日」「魚と白鳥」「銀の杖」「沙漠の町とサフラン酒」「なつかしまれた人」 | |
『はなとみずぐるま 一年生』 昭和32年4月 現代社 230円 197頁・ |
「このほんをよまれるみなさんのために」ふなき・しろう 「あとがき」船木枳郎 装幀・カバー 若山憲 口絵・挿絵 輪島清隆 |
「赤いちょうちんのはなし」「ものわすれのからすくん」「たまとうぐいす」「シャメとたけちゃん」「はなびのおと」「もらわれてきたポチ」「こたつにはいって」「はなとみずぐるま」「おうまのゆめ」「ゆうぐれ」「とうといおかあさん」「あきののはら」「はつゆきがふりました」「やねへあがったはね」「くも、くも、いろいろなくも」「たのしいちょうたち」「おじいさんのうち」「おかあさん」「むらへいくバス」「けむりときょうだい」「おねえちゃんといわれて」「はなかごとたいこ」「きたかぜのおじいさんとことりたち」 |
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『未明・賢治・譲治・広介 日本名作童話集』 昭和32年12月 東光出版社 280円 522頁 |
「あとがき」編集 筒井敏雄・船木枳郎 装幀・口絵 茂田井武 口絵・挿絵 久米宏一 挿絵 渡辺鳩太郎 |
(未明童話のみ記載する) 「都会の午後五時」「小さい針の音」「生きた人形」「思いやり」「ばくだんとたましい」「二どと通らない旅びと」「殿様の茶わん」「天女とおばけ」「しんぱくの話」 |
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『二人のかるわざし』 昭和33年12月 日本書房 150円 194頁 |
「先生と父兄の皆さまへ」編集部 絵 黒沢梧朗 (背表紙は『二、三年生 二人のかるわざし』) |
「二人の かるわざし」「おおかみを だました おじいさん」「春かぜと 王さま」「ねずみと バケツの はなし」「汽車の 中の くまと にわとり」「くもと くさ」「わらわない むすめ」「うらしま太郎」 |
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小説集その他 | |||
『闇』 明治43年11月 新潮社 40銭 312頁 |
序 未明 |
「烏金」「不思議の鳥」「悪魔」「扉」「雪来る前」「寺」「森の暗き夜」「雷雨前」「闇の歩み」「或村の話」「唖」「越後の冬」 |
|
『少年の笛』 明治45年5月 新潮社 55銭 318頁・ |
「自伝」小川未明 |
「少年の死」「血」「児の疑問」「女」「夜霧」「曙」「都会で死せる雀」「形なき恋」「愁顔」「書斎」「まぼろしの海」「日陰の花」「過ぎた春の記憶」「星を見て」 |
|
『廃墟』 大正2年10月 新潮社 75銭 324頁 |
「嘘」「猜疑」「歩けぬ日」「廃墟」「炎熱」「赤い指」「病室」「小さな破壊」「子供の葬ひ」「自由」「屍」 |
||
『底の社会へ』 大正3年9月 岡村書店 1円30銭 728頁 |
「序」相馬御風 「自序」未明 |
「街の二人」「底の社会へ」「露台」「下の街」「朽ちる體」「愚弄」「昔の敵」「殺人の動機」「死の幻影」「淋しき笑ひ」「三月」「寂寥の人」「春になるまで」「落日」「虐待」「眼前の犠牲」「残雪」「赤い指輪」「無智」「橋」「乞食の児」「青春の死」「夜半まで」「母」「怨まれて」「尼に」「都会」 |
|
『代表的名作選集 物言はぬ顔』 大正6年5月 新潮社 55銭 158頁 |
「解題」(編者) | 「物言はぬ顔」「紫のダリヤ」「鮮血」 |
|
『血で描いた画』 大正7年10月 新潮社 1円20銭 430頁 |
「戦争」「顔の恐れ」「河の上の太陽」「呼吸」「文明の狂人」「靴屋の主人」「無籍者の思ひ出」「嫉妬」「死の鎖」「悪人」 |
||
『赤き地平線』 大正10年1月 新潮社 1円60銭 388頁 |
「記憶は復讐す」「白昼の殺人」「誰も知らないこと」「無産階級者」「何を考へるか」「うば車」「砂糖より甘い煙草」「手をさしのべる男」「手」「広告の行燈」「親友」「木酒精を飲む爺」「女の半身」「幻景と群集」「空中の芸当」「其の少女の事」 |
||
『彼等の行く方へ』・ 大正12年2月 総文館 2円20銭 400頁 |
「彼等の行く方へ」「血の車輪」「患者の幻覚」「黒い河」「面白味のない社会」「停車場近く」「奇怪な幻想」「説明出来ざる事実」「もう不思議でない」「男の話をきく群衆」「愛によつて育つ」「自殺者」「忘れ難き男」「傷付いた人」「秋」「風に戦ぐ樹」「夜の群」「私の手記」「火を点ず」「地底へ歩るく」 |
||
『感想小品集』 大正15年4月 創生堂 2円70銭 600頁 |
「少年主人公の文学」「単調の与ふる魔力」「忘れられた感情」「刹那に起り来る色と官能と思想の印象」「何故に苦しき人々を描く乎」「純朴美と感興」「神経で描かんとする自然」「銀色の冬」「死街」「苦闘」「抜髪」「蝋人形」「赤い月の上る前」「悲愁」「燕」「河」「旱魃」「国境の夜」「無題」「友達に」「塵埃と風と太陽」「人間愛と芸術と社会主義」「芸術は革命的精神に発酵す」「労働祭に感ず」「金と犠牲者」「死の凝視によつて私の生は跳躍す」「私が童話を書く時の心得」「童話の詩的価値」「オルガンの音色」「乞食」「赤蜻蛉」「蝶の屍」「水車場」「雪穴」「永久に愛を離れず」「主観の客観化」「民衆芸術の精神」「死に生れる芸術」「何故に享楽し得ざるか」「最近の日記」「今は亡き子供と」「書斎での対話」「菩提樹の花」「平野に題す」「北と南に憧れる心」「お伽文学に就て」「少年の見る人生如何」「草木の暗示から」「本然的の運動」「路傍の木」「水色の空の下」「新社会の人間たらしむべく」「無智の百姓に伍せ」「私達は自然に背く」「流浪者に対する憧憬」「子供は虐待に黙従す」「智識階級雑感」「私をいぢらしさうに見た母」「早春想片」「真夜中カーヴを軋る電車の音」「彼岸桜、富士桜」「新緑に憧がれて新緑を見ず」「将棋」「八月の夜の空」「僧房の菊花と霜に傷む菊花」「田舎の秋、高山の秋」「新秋四題」「木の頭」「机前に空しく過ぐ」「カフエーの女に対する哀感」「私を憂鬱ならしむ」「彼女とそれに似たやうな人」「風の烈しい日の記憶」「疲労」「雨上りの道」「文学へ来なければ」「春浅く」「石油、ニコチン、雨」「雪を砕く」「断詩」「彼等」「無題」「生活から見たる田舎と都市」「郷土芸術雑感」「第一に正しき読者たることを要す」「たまたまの感想」「ワルソワへ行け」「治安維持法案の反道徳的個条」「何人かこの疑ひを解かん」「街を行くままに感ず」「建設の前に新人生観へ」「仕事を奪はれた人」「人跡稀到の憧憬より」「ある日の記」「自分を鞭打つ感激より」「少年時代の正義感」「再び「私学の精神」に帰れ」「理想の世界」(全98編) |
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『明治大正文学全集第30巻 岩野泡鳴 小川未明 中村星湖』 昭和5年9月 春陽堂 542頁 |
「解説」 小川未明 装幀 恩地孝四郎 |
小川未明篇「薔薇と巫女」「物言はぬ顔」「紫のダリヤ」「魯鈍な猫」「うば車」「空中の芸当」「火を点ず」「靴屋の主人」「死者の満足」 |
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『女をめぐる疾風』 昭和10年5月 不二屋書房 1円20銭 280頁 |
「新しい町の插話」「人と土地の話」「死滅する村」「老工夫と電灯」「生物動揺」「風の夜の記録」「女をめぐる疾風」「娘と若者」「石段に鉄管」「氷の國へつゞく路」「小さい針の音」「大雪」「仮面の町」「雪解の流」「彼等蘇生へらば」「さ迷へる白い影」「暴風と月の妖術」 |
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単行本(没後編集) |
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『新日本少年少女文学全集16 小川未明集』 田中豊太郎・山本和夫・馬場正男編 昭和40年7月 ポプラ社 380円 300頁 |
「父未明の歩んだみち」岡上鈴江 「未明の立てた道しるべ」馬場正男 「読書指導」芥子川律治・無着成恭 「年譜」「主な作品集」 装丁 武井武雄 挿絵 深沢紅子 |
「金の輪」「山の上の木と雲の話」「赤いろうそくの人魚」「港に着いた黒んぼ」「月夜とめがね」「気まぐれの人形師」「野ばら」「川水の話」「月とあざらし」「金魚売り」「酒屋のワン公」「のねずみから起こった話」「青空の下の原っぱ」「深山の秋」「花の咲くまえ」「たましいは生きている」「とうげの茶屋」「どこかに生きながら」「雪原の少年」 |
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『小川未明・田村俊子・水上瀧太郎集』(日本現代文学全集42) 昭和41年12月 講談社 448頁 |
巻頭写真・筆跡 「作品解説」瀬沼茂樹 「小川未明入門」紅野敏郎、「年譜」、「参考文献」 |
「霰に霙」「薔薇と巫女」「物言はぬ顔」「戦争」「河の上の太陽」「空中の芸当」「砂糖より甘い煙草」「火を点ず」「堤防を突破する浪」「金の輪」「赤いろうそくと人魚」「野ばら」「余も又Somnambulistである」「民衆芸術の精神」「我が感想」「プロレタリアの正義・芸術」「死の凝視によって私の生は跳躍す」「社会芸術の基点」「今後を童話作家に」「少年主人公の文学」「詩」 |
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『小川未明 一年生の童話』(学年別童話) 昭和47年6月 金の星社 430円 200頁 |
「あとがき」金の星社編集部 装本 安 泰 口絵・挿絵 中尾彰 |
「ひらひら ちょうちょ」「もうじき さくらの はなが さきます」「しろい くもと にんぎょう」「かくれんぼ」「つめたい めろん」「ゆうぐれ」「なんでも はいります」「からすねこと ぺるしゃねこ」「まどの ない びるじんぐ」「たなごと としちゃん」「おうまのゆめ」「しょうちゃんと つゆ子さん」「きんぎょと おつきさま」「としちゃんと かぶとむし」「おほしさま」「たけちゃんと かに」「なつの ひざかり」「くもの すと はち」「はなびのおと」「しゃしんやさん」「なかない きりぎりす」「かにと 子すずめ」「ぱんと おかあさんいぬ」「にらめっこ しましょう」「きくの はなと しゃぼんだま」「ねずみと ねこと こおろぎ」「でんしゃの まどから」「つづれさせ」「おつきさまと ぞう」「おとうさんと おかあさん」「たまと うぐいす」「三にんと 二つの りんご」「しらない まちの子」「はつゆきが ふりました」「ちいさな おかあさん」「かりゅうどと くま」「きょうだいの のねずみ」「ちい子ちゃんと てりやの 子」「あかい ちょうちんの はなし」「ゆきだるまと おほしさま」「ちんどんやの おじいさん」 | |
『小川未明 四年生の童話』(学年別童話) 昭和56年9月 金の星社 680円 194頁 |
「あとがき」金の星社編集部 装本 安 泰 挿絵 市川禎男 |
「ろうそくと貝がら」「野ばら」「赤い船のお客」「海ほおずき」「おどろき」「小さな赤い花」「ある夏の日のこと」「おとうさんの見た人形」「青い草」「高い木とからす」「丘の下」「ゆずの話」「すずめ」「青い石とメダル」「太陽とかえる」「おさくの話」「山の上の木と雲の話」「港についた黒んぼ」 | |