講義の内容 ![]() |
単独開講科目のうち、セミナー科目を除く、小埜担当の授業の紹介です。すでに終了している授業は「授業内容」を、現在進行中の授業は「授業計画」を記してあります。他の小埜担当の授業科目の詳細については、国語研究室ホームページの当該箇所をご覧ください。 |
⇒時間割 |
2009年度前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
国文学特論B(Japanese Literature B) 学期 前期
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国文学演習B(Seminar on Japanese Literature B) 学期 前期
教科書・参考書 プリントを用意する。 |
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2009年度後期 |
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国文学演習B(Seminar on Japanese Literature B) 学期 後期 曜日・時限 金・3 標準履修学年 大学院 授業の到達目標・テーマ 日本近代文学の作品のなかから、毎回1作品を取り上げ、先行研究に留意し、テクストの新たな読みを探っていくとともに、テクストを読むための実践的な技能の習得を目指す。新旧の文学理論を適宜テクスト分析の方法として用い、文学テクストの読解や教育現場において役立つ諸観点となるよう学んでいきたい。この科目は演習方式をとる。演習者は、作品を精読し、その結果をわかりやすく整理し、レジュメをもとに発表を行う。 授業の概要 今回は、新美南吉・村上春樹・谷崎潤一郎・川端康成・芥川龍之介・円地文子・小川未明の諸作品を中心に演習を行う。一つの作品をあるテーマに沿って深く読み解いていく方法や、総合的に理解する方法を、演習発表を通して学んでいく。 授業計画・内容
教科書・参考書 プリントを配布する。 |
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国文学講読B(Readings in Japanese Literature
B) 学期 後期 曜日・時限 火・4 標準履修学年 学部3年 授業の到達目標・テーマ 明治・大正・昭和・平成の各時代に書かれた日本の短編小説の中から十数編の作品を取り上げ、それらの作品を丹念に読むことを通じて、物語を読むことの歓びや読みあじわう方法、文学作品を教材として扱う意義等について受講生と一緒に考えていく。文学テクストには読者を物語世界に引き込む巧妙な仕掛けがなされている。そうした仕掛けに気づくことが文学テクストを読み解く大きなヒントになる。テクストを講読しながら、そうした仕掛けのありようについても適宜説明していきたい。 授業の概要 各回1作品の講読を行う。作品のあらすじや背景、注釈的事項を説明したあと、キーワードやキーセンテンスの取り出し、解釈の手がかりをどこに置くかといった点について、受講者とともに考えていく。毎回、受講者自身が解釈作業に関わる授業方法をとる。今回の作品は、主に文芸誌「新潮」創刊100周年記念として刊行された『名短編』(平成17年1月 新潮社)から選んだ。 授業計画・内容
教科書・参考書 プリントを配布する。 |
2008年度前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
国文学特論B(Japanese Literature B) 学期 前期
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国文学演習B(Seminar on Japanese Literature B) 学期 前期
教科書・参考書 プリントを用意する。 |
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2008年度後期 |
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国文学演習B(Seminar on Japanese Literature B) 学期 後期 曜日・時限 金・3 標準履修学年 大学院 授業概要・目標 日本近代文学の作品のなかから、毎回1作品を取り上げ、先行研究に留意し、テクストの新たな読みを探っていくとともに、テクストを読むための実践的な技能の習得を目指す。新旧の文学理論を適宜テクスト分析の方法として用い、文学テクストの読解や教育現場において役立つ諸観点となるよう学んでいきたい。この科目は演習方式をとる。演習者は、作品を精読し、その結果をわかりやすく整理し、レジュメをもとに発表を行う。 授業計画・内容
教科書・参考書 プリントを配布する。 |
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国文学講読B(Readings in Japanese Literature
B) 学期 後期 曜日・時限 火・4 標準履修学年 学部3年 授業概要・目標 明治・大正・昭和の各時代に書かれた日本の短編小説の中から十数編の作品を取り上げ、それらの作品を丹念に読むことを通じて、物語を読むことの歓びや読みあじわう方法、文学作品を教材として扱う意義等について受講生と一緒に考えていく。文学テクストには読者を物語世界に引き込む巧妙な仕掛けがなされている。そうした仕掛けに気づくことが文学テクストを読み解く大きなヒントになる。テクストを講読しながら、そうした仕掛けのありようについても適宜説明していきたい。今回の作品は、フランスで好評を博したガリマール社『現代日本短編選集』収録作品の中から選んだ。 授業計画・内容
教科書・参考書 プリントを配布する。 |
2007年度前期 |
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国文学特論B(Japanese Literature B) 学期 前期
教科書・参考書 丹治愛編『批評理論』(講談社 2003年10月) |
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国文学演習B(Seminar on Japanese Literature B) 学期 前期
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2007年度後期 |
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国文学演習B(Seminar on Japanese Literature B) 学期 後期 曜日・時限 金・3 標準履修学年 大学院 授業概要・目標 三島由紀夫及びその関連作家の小説の精読を行い、三島文学の主題的な系譜や影響関係について考える。昭和文学のメルクマールともいえる三島文学の影響関係について考えることは、日本近代文学の特質を考える一つのヒントを提供してくれるだろう。毎回1作品ずつ彼らの代表的作品を取り上げ、先行研究に留意し、テクストの新たな読みを探っていくとともに、テクストを読むための技能の習得を目指す。本演習では、新旧の文学理論を適宜テクスト分析の方法として用い、文学テクストの読解や教育現場において役立つ諸観点となるよう整理していきたい。 授業計画・内容
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国文学講読B(Readings in Japanese Literature
B) 学期 後期 曜日・時限 火・4 標準履修学年 学部3年 授業概要・目標 明治・大正・昭和・平成の各時代に書かれた日本の短編小説の中から名作十数編を取り上げ、それらの作品を丹念に読むことを通じて、物語を読むことの歓びや読みあじわう方法、文学作品を教材として扱う意義等について受講生と一緒に考えていく。文学テクストには読者を物語世界に引き込む巧妙な仕掛けがなされている。そうした仕掛けに気づくことが文学テクストを読み解く大きなヒントになる。テクストを講読しながら、そうした仕掛けのありようについても適宜説明していきたい。今学期は、おおむね男性作家が捉えた女性像に焦点をしぼって作品を選んだ。 授業計画・内容
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2006年度前期 |
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国文学特論B(Japanese Literature B) 学期 前期 |
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国文学演習B(Seminar on Japanese Literature B) 学期 前期 |
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2006年度後期 |
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国文学演習B(Seminar on Japanese Literature B) 学期 後期 曜日・時限 金・3 標準履修学年 大学院 授業概要・目標 近・現代文学のテクストを読むさいに有効な諸観点を、現代の文学理論の知見をもとに学んでいく。本演習では、記号論・物語の構造分析・読者論・文学現象等に関する文学理論を説いた著名なテクストを中心に、それらを丁寧に読みながら、文学テクストの読解や教育現場に役立つ諸観点を整理していきたい。演習は、それぞれのテクストの特質を毎回1〜2名のグループで検討・整理し、授業においてその内容を出席者に分かりやすく伝えられるよう発表していく。 授業計画・内容 1 ガイダンス 2 川本茂雄「詩の言語」 3 平岡篤頼「小説の言語」 4 篠田浩一郎「劇的言語」佐々木健一「台詞と記号論」 5 二見史郎「現代の芸術運動と芸術記号論」 6 田中優子「広告の記号学」 7 湯川新「流行歌の記号論」中山一「マンガの記号学的分析」 8 ロラン・バルト「物語の構造分析序説」 9 ロラン・バルト「天使との格闘」 10 ロラン・バルト「S/Z」(抄) 11 スタンリー・フィッシュ「このクラスにテクストはありますか」 12 ロバート・スコールズ「だれがテクストなんて気にかける?」 13 ピエール・ブルデュー「フローベールの分析者フローベール」 14 ルネ・ジラール「〈三角形的〉欲望」 15 まとめ |
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国文学講読B(Readings in Japanese Literature
B) 学期 後期 曜日・時限 火・4 標準履修学年 学部3年 授業概要・目標 昭和や平成の各時代に発表された女性作家の文学テクストを読む。男性の性を基準につくられてきた明治以降のジェンダー(歴史的・社会的・文化的性差)秩序を文学テクストがいかに受けとり、いかに変更していったかについて考える。フェミニズム批評やジェンダー理論の基礎的な知識を学び、性差に対する理解力・想像力を養うとともに、テクストを一つ一つ丁寧に読み解く作業をつうじテクストを読解する技能の習得を目指す。 (今回は、現代女性作家のテクストを中心に読む。) 授業計画・内容 1 ガイダンス 2 川上弘美 3 吉本ばなな 4 大庭みな子 5 岡本かの子 6 河野多恵子 7 富岡多惠子 8 向田邦子 9 津島佑子 10 江國香織 11 鷺沢萌 12 群よう子 13 柳美里 14 絲山秋子 15 まとめ |
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2005年度前期 |
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国文学特論B(Japanese Literature B) 学期 前期 |
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国文学演習B(Seminar on Japanese Literature B) 学期 前期 授業計画・内容 |
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2005年度後期 |
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国文学演習B(Seminar on Japanese Literature B) 学期 後期 曜日・時限 金・3 標準履修学年 大学院 授業概要・目標 童話・児童文学を読むさいに有効な諸観点を、種々の先行研究の知見をもとに学んでいく。思想史・社会史・表現史をふまえた作品理解の方法、テクスト論をもとにした読解方法など新たな研究方法の習得を中心課題にすえる。本演習では、方法論を学ぶうえで重要なテクストを読み、さらにそこで得た知見を実践的方法にまで高めるため、具体的なテクスト分析を行うようにしたい。 授業計画・内容 1 ガイダンス 2 関口安康「日本児童文学の成立」 3 河原和枝「〈子供〉の発見と児童文学」 4 横須賀薫「童心主義と児童文学」 5 村瀬学「児童文学と死」 6 石沢小枝子「二十世紀児童文学の諸相」 7 宮川健郎「児童文学のことば、児童文学というコミュニケーション」 8 原昌「南吉と譲治」 9 佐藤宗子「「表現史」の断絶」 10 上野瞭 「児童文学における「国境」と「越境」」 11 石井直人「現代児童文学の条件」 12 本田和子「児童文学におけるトポス」 13 砂田弘「児童文学におけるタブー」 14 T・トドロフ「幻想文学−構造と機能−」 15 まとめ |
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国文学講読B(Readings in Japanese Literature
B) 学期 後期 曜日・時限 火・4 標準履修学年 学部3年 授業概要・目標 昭和や平成の各時代に発表された女性作家の文学テクストを読む。男性の性を基準につくられてきた明治以降のジェンダー(歴史的・社会的・文化的性差)秩序を文学テクストがいかに受けとり、いかに変更していったかについて考える。フェミニズム批評やジェンダー理論の基礎的な知識を学び、性差に対する理解力・想像力を養うとともに、テクストを一つ一つ丁寧に読み解く作業をつうじテクストを読解する技能の習得を目指す。 授業計画・内容 1 ガイダンス 2 宮本百合子「心の河」 3 野上弥生子「夢」 4 宇野千代「私と子供」 5 壺井栄「月給日」 6 円地文子「男のほね」 7 幸田文「雪もち」 8 津島佑子「空中ブランコ」 9 田辺聖子「おそすぎますか?」 10 瀬戸内晴美「風のない日々」 11 吉本ばなな 12 川上弘美 13 柳美里 14 山田詠美 15 まとめ |