最新情報

/22.02.17/
令和4年度は未明生誕140周年にあたります。それを記念し、年間を通して、記念行事が市内各所で行われます。詳しいご案内は、「小川未明文学館HP」及び「小川未明生誕140周年記念イベントHP」をご覧ください。
/22.02.17/
 未明生誕140周年を記念し、以下の2冊の本を刊行いたしました。

小川未明新選名作童話80 夏の晩方あった話
小埜 裕二編・解説
永田印刷出版部
ISBN978-4-9909973-5-9
令和3年9月
1,400円+税  
小川未明の新編童話集です。1200編以上ある未明童話の中から、まず最初に読んでいただきたい未明の名作童話を80編厳選しました。新漢字・現代仮名遣い・総ルビを採用し、児童生徒の皆さんにも読みやすいように工夫しました。全集未収録の童話も多数収めています。

文学の体験 小川未明と宮沢賢治
小埜 裕二編
永田印刷出版部
ISBN978-4-9909973-6-6
令和3年9ガツ
1,300円+税  
未明は明治15年生まれ、賢治は明治29年生まれです。相互に具体的な交流はなかったようですが、二人が充実した童話を発表した時期は、大正期後半から昭和期初年代にかけてであり、活動時期は重なってきます。本書では、未明と賢治の代表的童話を各20編選びました。二人の巨人の童話作品を並べて読むことで得られるものは多いと思われます。本文はすべて新字現代仮名遣いにしています。
/16.06.20/
「小川未明研究会」(第2期)入会のご案内

「小川未明説究会」第2期を本年9月から開催いたします。第2期は、「小川未明の研究と顕彰」をテーマに、平成303月まで、全16回の開催です。▼とき…9月3日(土)から毎月第1土曜日午後2時〜4時(2月と8月は休み)▼ところ…高田小町その他 ▼定員…30名
▼参加費…無料(資料代は別途)▼主宰…小埜裕二(上越教育大学教授)▼申込み(先着順)・問い合わせ…8月18日(木)から。小川未明文学館(電話025-523-1083)まで。

未明文学に関心のある方、顕彰事業に協力して下さる方は、お気軽にご参加下さい。ご質問等がございましたら、メールまたは電話で、小埜研究室までご連絡下さい。)

/16.06.02/
小川未明の全小説・随筆を知るうえでの基本書誌です。『人物書誌大系43 小川未明全童話』と一緒にご活用下さい。
小川未明U 全小説・随筆
小埜 裕二編
日外アソシエーツ・紀伊國屋書店
ISBN978-4-8169-2609-9
平成28年6月
18,000円+税  
小川未明の全小説・随筆など童話以外の2060点を発表年月順に紹介、各作品の要旨、初出、収録図書を掲載しました。従来の作品年表・目録に挙がっていなかった多くの作品を紹介、未明作品を1000編以上、新たに追加しました。また、初出不明作品についても数多く明らかにしました。加えて、作品集・全集96冊の収録目次を示しました。概説・年譜も収録。巻末に、作品名、掲載誌、書名、画家・対談相手などから引ける各索引付き。
/16.06.02/
小川未明が郷土・上越市を舞台に描いた小説の名作集を刊行いたしました。

小川未明郷土小説名作選 −山上の風・雪穴−
小埜 裕二編・解説
永田印刷出版部
ISBN978-4-9906685-4-9
平成28年3月
1,300円+税  
小川未明は童話作家として有名ですが、小説家としての出発とその成果が、童話作家としての彼の活躍を用意しました。本書は、ふるさと高田を描いた未明の短編小説の中から、優れた作品40編を選び、発表順に並べたものです。暗く、妖しく光る原石のような小説を通して、小説家としての未明の魅力が伝わることを願っています。
/16.03.01/
 上越教育大学では、大学院第2次学生募集
3月17日(木)に行います。出願期間は3月3日〜11日です。

 詳しくは下記の【本学ホームページ関連URL】を御覧ください。
  http://www.juen.ac.jp/060admissions/010graduate/005exam/index.html
   掲載内容:平成28年度大学院学校教育研究科第2次学生募集概要
         :平成28年度大学院学校教育研究科第2次学生募集要項

 本学大学院修士課程には、「教育職員免許取得プログラム」があります。このプログラムは、幼稚園、小学校、中学校又は高等学校の教育職員免許状を持っていない学生や社会人等の方が、修士課程の教育課程と学部の教育課程を併せて履修することにより、教育職員一種免許状の取得を可能にするものです。教職をはじめて志望される方も、このプログラムにより免許状取得が可能です。詳しくは、上記の本学ホームページより御覧ください。
/15.08.12/
小川未明の随想集を刊行いたしました。

新選小川未明秀作随想70 ふるさとの記憶
小埜 裕二編・解説
蒼丘書林
ISBN978-4-915442-22-3
平成27年7月
2,000円+税  
小川未明の随想集。未明は童話作家・小説家として有名であるが、随想の名手でもあった。上越・高田で幼少年期を過ごした未明の、ふるさとを回想した随筆や、郷土と人の関わりについて書いた文章を、新資料・全集未収録作品を中心に70編、本書に収録した。明治時代なかばの高田の様子やその後の町の変化、子供時代の未明を知るうえでも重要である。巻末に解説「小川未明の随想と郷土」を併載した。
/15.08.12/
小川未明関係の出版物は、次の書店で取り扱っていただいております。

 春陽館書店 上越市本町4-1-8 電話 025−525−2530
/14.09.01/
「小川未明研究会」を開催いたします。未明文学にご関心のある方は、お気軽にご参加下さい。研究会へのご入会、見学のご希望については、下記をご覧ください。途中からのご参加も歓迎いたします。ご質問等がありましたら、電話・メールにてご遠慮なくご連絡ください。

「小川未明研究会」入会のご案内

上越教育大学教授 小埜裕二

「小川未明説究会」を開催いたします。この研究会では、未明文学の特質および未明の生涯を明らかにすることを目的に、未明の童話・小説・感想等の講読をはじめ、作品・伝記に関する研究発表を行います。また、未明に関する文学散歩や顕彰活動も会員の皆さんと一緒に行っていきたいと思います。

第1期は、「小川未明の故郷」をテーマに、平成283月まで、全16回の開催を予定しています。雪国・北国を描いた未明にとって、故郷はどういうものであったのか、名作を鑑賞しつつ、作品に登場する具体的な地名や時代状況等を紹介します。また未明に関する伝記事項も、調査結果を随時、報告いたします。

入会は、随時受け付けております。途中からの参加もできますので、未明文学にご関心のある方は、遠慮なく、お気軽にご参加下さい。(研究会の見学も歓迎いたします。入会・見学ご希望の方は、メールまたは電話で、小埜研究室までご連絡下さい。)

実施概要

▼とき:96日(土)から毎月原則第1土曜日午後2時〜4時 (2月・8月はお休みです。) ▼ところ:高田小町ほか ▼主宰:小埜裕二(上越教育大学教授) ▼研究会は、上越市との共催で実施します。▼問い合わせ:上越教育大学小埜研究室(電話025-521-3316 メールyuji@juen.ac.jp) 

スケジュール(予定)

開催日

内容

開催場所

2014年9月6日(土)

ガイダンス

高田小町

10月4日(土)

感想・随筆

高田駅前コミュニティルーム

11月1日(土)

感想・随筆

高田小町

12月6日(土)

感想・随筆

雪小町

2015年1月10日(土)

研究発表

雁木通りプラザ(和室)

2月

雪休み

3月7日(土)

小説

未定

4月4日(土)

小説

未定

5月9日(土)

研究発表

未定

6月6日(土)

小説

未定

7月4日(土)

小説

未定

8月

夏休み

9月5日(土)

研究発表

未定

10月3日(土)

童話

未定

11月7日(土)     

童話

未定

12月5日(土)

童話

未定

2016年1月9日(土)

研究発表

未定

2月

雪休み

3月6日(土)

シンポジウム

未定


/14.05.20/
昨年度に出版した本を紹介します。

小川未明新収童話集 第1〜6巻
小埜 裕二編・解説
日外アソシエーツ
ISBN978-4-8169-2452-1
平成26年1〜3月
3,150円×6冊  
『定本小川未明童話全集』(全16巻、講談社)に収録されなかった未明童話454編を新たに収集・翻刻した童話集。仮名遣いや用字は刊行当時の底本にもとづき忠実に行っている。未明童話の全容を、本集ではじめて見通すことができるようになった。各巻解説付き。


文学の体験 近代日本の小説選2
小埜 裕二編・解説
永田印刷出版部
ISBN978-4-9906685-1-8
平成25年10月
1,300円+税  
『文学の体験』の続編。収録小説は30編。「件」「闇の絵巻」「富嶽百景」「追剥の話」「あくる朝の蝉」「白桃」「魚撃ち」「離さない」「或日の大石内蔵助」「利休の死」「ひよこトラック」「進路は北へ」他。


新選小川未明秀作童話40 灯のついた町
小埜 裕二編・解説
蒼丘書林
ISBN978-4-915442-16-2
平成25年9月
1,955円  
小川未明が遺した童話から、童話と小説の間に位置するような〈大人〉の童話を選び編集した、新しい童話集。「小川未明〈大人の童話〉の位相」を巻末に併載。


解説小川未明小説1
小埜 裕二編
永田印刷出版部
ISBN978-4-9906685-2-5
平成26年3月
1,400円+税  
小川未明が書いた約700編の小説の中から、その特徴をよく示す87冊を選び、内容の解説を平易に行った。「漂浪児」「霰に霙」「薔薇と巫女」「小作人の死」「生命の綱」「老旗振り」「堤防を突破する浪」他。「未明小説の三方向」を巻末に併載。全285頁。
/12.12.06/
 ラジオ放送のお知らせ
 FMポートのラジオ番組「新潟ステキ☆プロダクション」において、小川未明をテーマにした放送があります。先日、番組収録がFMポートスタジオ(新潟市)であり、新潟県知事の泉田裕彦氏とヒロエさん(FMポート)の質問に答えるかたちで、未明の紹介をしてまいりました。放送予定日は、12月9日(日)午前11時45分〜正午です。FMポートは弥彦送信所79.00MHz、堀之内大和中継局87.9MHz、高田中継局83.2MHzです。

/12.12.06/
先日、出版した本を紹介します。小川未明童話を知るうえでの基本書誌です。数年前からこの仕事に着手し、ようやく完成しました。
小川未明全童話
小埜 裕二編
日外アソシエーツ・紀伊國屋書店
ISBN978-4-8169-2391-3
平成24年12月
18,000円  
未明の全童話1182点を発表年月順に紹介、各作品のあらすじ、初出、収録童話集を掲載。童話集・童話全集208冊の収録目次を示した。研究文献674点、概説、年譜を付した。巻末に作品名、掲載誌、執筆者から引ける索引付。

/12.09.27/
昨年から今年にかけて出版した本を紹介します。

文学の体験 近代日本の小説選
小埜 裕二編・解説
永田印刷出版部
ISBN978-4-9906685-0-1
平成24年9月
1,365円  
〈読むこと〉〈解釈すること〉〈批評すること〉それぞれの営みを通して、小説を読む力と喜びを引き出すことができるようになったとき、その人は〈文学の体験〉を得たと言える。本書は、大学で文学教育を行うための副読本。


新選小川未明秀作童話50 ヒトリボッチノ少年
小埜裕二 新選小川未明秀作童話50 小埜 裕二編・解説
蒼丘書林
ISBN978-4-915442-88-9
平成24年7月
1,955円  
小川未明が遺した童話から、全集に収められないまま埋もれていた秀作童話多数を発掘し、昭和期の作品に光をあてて編んだ、新しい未明童話集。「昭和期の未明童話」を併載。


解説小川未明童話集45
小埜 裕二編著
北越出版
ISBN978-4-89284-022-7
平成24年3月
2940円  
郷土の作家・小川未明の数多い童話集の中から、その特徴をよく示す45冊を精選し、平易に内容の解説を行った。50年以上にわたる未明文学の軌跡を童話集でたどる一書。「童話集目次・初出誌・収録状況等一覧」併載。全334頁。


童話論宮沢賢治 純化と浄化
小埜 裕二 童話論宮沢賢治 小埜 裕二単著
蒼丘書林
ISBN978-4-915442-87-2
平成23年7月
2,940円  
宮沢賢治の童話一五編を、無垢への慈しみ、自然・宗教の救い、認識の〈純化〉と存在の〈浄化〉の三つの視点から読み解いた。補論「宮沢賢治と三島由紀夫」を併載。 


/11.11.16/
 「森光子「放浪記」記念碑を建てる会」主催の講演会が、本日ありました。直江津の町が登場する林芙美子の『放浪記』を原作とし、菊田一夫が脚本・演出をつとめた森光子さん主演の芝居『放浪記』は、2000回以上の上演を重ね、演劇史上、最も観客に愛された芝居の一つといってよいものです。
 講演会の会場は直江津レインボーセンター多目的ホール、時間は午後2時から4時。講師は小埜がつとめました。
 『放浪記』の原作と芝居、映画(成瀬巳喜男監督)の内容を紹介し、ひたむきに生きる女性の姿を、林芙美子と森光子さんの姿を重ねながら話しました。
 会場には100名を超える方が来てくださり、『放浪記』の後半で、苦労の末に本の出版機会を得た主人公の喜びを森光子さんが「でんぐり返り」で表現する場面、そしてそれに続く悲哀の場面を紹介し、芝居の面白さと主題について解説いたしました。
 
 さて、森光子さんが本講演会のために花籠を贈って下さいました。下記の写真のとおりです。森光子さんのやさしさとお心遣いに胸打たれ、参会者は勲章のように、お贈りいただいたバラを、特別なバラとして持ち帰りました。
 森光子さま、本当にありがとうございました。
 参会者一同、森光子さんが『放浪記』の舞台に一日も早く戻られますことをお祈りいたしております。



/11.11.06/
 小川未明文学館主催の秋の文学館講座で「未明童話の新しい扉を開く」と題して講演を行いました。これまでは大正期ロマン主義時代の童話が注目されてきましたが、昭和初年代の最も充実した時期の童話と追憶をテーマとする静かで落ち着いた童話に未明童話の新しい扉をひらく可能性があることを話しました。(会場 小川未明文学館 日時 午後2時から3時半)
/11.10.16/

「小川未明小説研究会」

平成24年に上越市出身の作家・小川未明は生誕130年を迎えます。未明文学の顕彰ならびに研究の推進をはかるため、今年12月から「小川未明小説研究会」を立ち上げます。この会は、好評を得ました「小川未明童話研究会」の後続の会にあたります。
 現在、上越市の「広報」に案内を出し、会員を募っているところです。この会の活動期間は、平成2312月から平成263月までです。未明の小説や小品、随筆、評論等を皆さんと一緒に読んでいきます。未明文学に関心のある方は、気楽にご参加下さい。連絡先は、下記の「広報」案内をご覧ください。
 

             上越市「広報」案内

★「小川未明小説研究会」平成24年に生誕130年を迎える郷土の作家小川未明の小説の魅力を考えます。▼とき…12月3日(土)から平成26年2月までの毎月第1土曜日午後2時〜4時 ▼ところ…高田小町その他 ▼定員…20人(申込順) ▼参加費…無料(テキスト代が別途かかります)▼申込開始日…11月4日(金)▼申込み・問合せ…小川未明文学館(電話025-523-1083)または上越教育大学小埜研究室(電話025-521-3316 メールyuji@juen.ac.jp)へ 

/11.10.16/
拙著『童話論宮沢賢治−純化と浄化−』(2011・7 蒼丘書林)の書評が「図書新聞」(3033号 2011年10月8日)に掲載されました。書評を書いて下さった堀江朋子さんは、丁寧に本書の内容を読み解いてくださいました。お礼申し上げます。
/11.08.01/

未明小説・随筆・評論等の初出誌判明リスト(新資料を含む)」の掲載を始めました。

/11.03.16/
「没後50年小川未明童話の再検討」シンポジウム中止のお知らせ。

 本日、東北関東大震災の影響によりシンポジウムの中止を決定いたしました。
 参加を予定されていた方々、および準備を進めて下さっていた方々にお詫びを申し上げます。どうかご理解をお願いいたします。
 周知には万全を期したいと思いますが、参加を予定されておられる方がお近くにおられましたら、お声掛けをお願いしたいと存じます。

/11.03.15/
 このたびの地震で被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

 「没後50年小川未明童話の再検討」シンポジウムは、現在のところ、開催の方向で準備を進めておりますが、余震その他、計画停電、JRの運行状況の変化により、今後、開催をとりやめざるをえない状況になるかもしれません。開催の有無については、このホームページにおきまして、あらためてお知らせ申し上げます。
/11.03.07/
 「没後50年小川未明童話の再検討」シンポジウムのお知らせ。
3月20日(日)13時〜17時まで上越教育大学で、郷土の作家・小川未明の没後50年を記念したシンポジウムを開催します。講師は、杉みき子さん(作家・上越市在住)・小川英晴さん(作家・未明令孫)・栗原敦さん(実践女子大学教授・小川未明文学館前専門指導員)・宮川健郎さん(武蔵野大学教授・小川未明文学館現専門指導員)です。開場1230分。参加費無料。申し込み不要です(定員300名 先着順)。たくさんのご来場をお待ちしています。問い合わせ025−521-3316 上越教育大学小埜裕二研究室
ポスター
大学への道順
/10.04.16/
 明治製菓が昔、PR雑誌として出していた「スヰート」に小川未明が童話を掲載していたことがありますが、国会図書館等でもその雑誌すべてを確認することはできませんでした。このたび明治製菓百合ケ丘センター明治製菓記念館のご配慮で、新たに未明童話5作品の出典が判明いたしました。お礼申し上げます。詳細は、左記の「みんな未明」をクリックして御覧ください。
/10.04.14/
 昨冬、終了しました公開講座の受講者の皆さんが、あらたに読書会を立ち上げました。月に一度の読書会です。その3回目の会に私も参加してきました。中島敦の「幸福」について。〈幸福とは何か〉について、面白い議論が展開されました。あまり細かいところにとらわれず、気軽に意見を交わすのは面白いものです。ひさしぶりに楽しい体験となりました。
/09.12.09/
 夏から始まりました公開講座が本日終了いたしました。受講生みなさんの熱意のお蔭で、実にたのしく、有意義な10回の講座を行うことができました。みなさん、お疲れさまでした。機会がありましたら、またお会いいたしましょう。
/09.12.05/
 第2回小川未明童話研究会を実施しました。明治43年刊行の第1童話集『赤い船』について、熱心な議論が行われました。2時間の研究会のうち、前半1時間を解説の時間に、後半1時間を話し合いの時間にしています。後半の話し合いが有意義で、次回以降もたのしみです。
/09.11.10/
本学研究生(私費外国人留学生)の願書受付のお知らせです。2010年度研究生の願書提出期限は次のようになっています。海外居住者で、4月入学を希望される方は、今月末日までが提出期限です。ご希望の方は、メール等で小埜までご遠慮なくお問い合わせ下さい。
入学希望時期   2010 年4月入学
願書等提出期限 海外居住者:2 0 0 9 年1 1 月3 0 日(月)
           日本居住者:2 0 1 0 年2 月1 5 日(月)
入学希望時期   2010 年10月入学
願書等提出期限 海外居住者:2 0 1 0 年6 月4 日(金)
           日本居住者:2 0 1 0 年7 月3 0 日(金)
詳しくは大学ホームページをご覧ください。
/09.11.09/
 小川未明童話研究会がいよいよ始まりました。初回は先週10月7日(土)、総勢21名でのスタートとなりました。この会へは、児童文学者の杉みき子先生もご参加くださっています。みな、大いに慶んでいる次第です。この会をとおして、未明童話の真髄を、体系的に学ぶことができたらと会員一同、意気込んでいます。私も月に1回、健康に留意し、最後まで会の運営につとめます。
/09.11.09/
 
11月4日(水)夜7時半から石川県内灘町役場にて、内灘町砂丘フェスティバル2009事前勉強会の講師として、「井上靖のシルクロード−「楼蘭」その他−」の題で講演を行いました。かねがね「楼蘭」について話をしたいと考えておりましたので、内灘町教育委員会さんから声をかけていただき、まことに嬉しく思った次第です。歴史小説の「楼蘭」に、井上靖の詩人としての魂がいかに投影されているかを話してまいりました。高校生のときに読んだ「夏草冬濤」「北の海」以来、井上靖の生きかたに憧れてきた私ですが、彼の西域への旅や西域小説をとおして、あらためて井上靖の生きざまに敬意をいだいた次第です。

 さて『内灘砂丘フェスティバル2009−井上靖 詩の世界への旅−』は、平成21年11月22日(日)午後2時から内灘町文化会館で開催されます。NHK特集シルクロード取材班に参加し、井上靖に同行されたフォトジャーナリストの大塚清吾さんと、井上靖の次男井上卓也さんの対談その他が行われます。
/09.11.09/
 10月17日(土)に小川未明文学館講座(高田図書館)で、「『金の輪』とその周辺」と題して講演を行いました。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。そこでのお話は、下記の小川未明童話研究会で、毎回、会員の皆さんと一緒に読んでいこうと考えています童話集の読み方、会の進め方をお示しするものでもありました。お蔭さまで久々に気持ちよく、話をすることができました。
/09.10.09/

「小川未明童話研究会」会員募集

2年後の平成23年、上越市出身の小川未明は没後50年の節目の年を迎えます。その記念の年に向け、未明文学の顕彰ならびに研究の推進をはかるため、今年11月より「小川未明童話研究会」を立ち上げることといたしました。
  現在、小川未明文学館の協力を得て、上越市の広報に案内を出し、研究会の会員を募っているところです。この会の活動期間は、平成2111月から平成233月とし、この間に近隣から大学の研究者および未明文学に造詣の深い皆さんをお招きし、この会の講師として、お話いただくことを考えております。
 なお、この会での毎月の発表内容をもとに、平成
23年に『小川未明没後50年記念論文集』(仮題)を刊行する予定です。
 未明文学についての知識は問いません。どうぞ小川未明に関心のある方は、この会にご参加下さい。
連絡先は、下記の広報の案内文をご覧ください。
 

なお上越市の最新号の広報に出した案内文は、次のとおりです。

★「小川未明童話研究会」参加者 平成23年に没後50年を迎える郷土の作家小川未明の童話の魅力について、読書会や講師を招いての研究発表会をとおして、みなさんと一緒に考えていきます。▼とき…11月7日(土)から毎月第1土曜日午後3時〜5時(平成23年3月までの17回)予定 ▼ところ…高田図書館 ▼定員…10人 ▼参加費…無料 ▼主宰…小埜裕二(上越教育大学) ▼申し込み・問い合わせ…1031日(土)までに、高田図書館・小川未明文学館(電話025-523-1083)もしくは上越教育大学小埜研究室(電話025-521-3316 メールyuji@juen.ac.jp)へ 

この研究会では、おおむね未明の童話集を毎月1冊ずつ選び、その本の内容について話し合ったり、その童話集の特徴をふまえて外部講師の方に自由にご講演をいただく予定です。

/09.10.09/

 10月24日(土)から後期分の「宮沢賢治・童話の世界」を開講します。これは月に一回、第4土曜日に長野県カルチャーセンターで行っている文学講座です。長野駅前のMIDORI教室5階で、1時から3時まで、1つないし2つの賢治童話を受講生の皆さんと楽しく読んでいます。受講生の皆さんが熱心で、私にはとても楽しみな講座の一つです。くわしいスケジュール等は、事務局026-224-2233までお問い合わせ願います。
/09.07.01/

大学公開講座のお知らせ。隔年開講をしています「日本近代文学の名作を読む〜短編小説を楽しむD〜」を今年も実施いたします。全10回の講座です。日本の短編小説を隔週で1作品ずつ取り上げ、じっくり読み解きながら、その作品の面白さやテーマ等について考えます。小説の読み方、楽しみ方について学ぶ講座です。予定作品は、@川端「弓浦市」、A漱石「一夜」、B内田百閨uサラサーテの盤」、C芥川「枯野抄」、D谷崎「幇間」、E鏡花「貝の穴に河童の居る事」、F太宰「桜桃」、G三島「荒野より」、H川上弘美「花野」、I町田康「一言主の神」です。開講日は、8月5日、19日、9月2日、16日、30日、10月14日、28日、11月11日、25日、12月9日の各水曜日19:00〜20:30です。詳しくは大学ホームページをご覧ください。。なお受講受付期間は7月1日〜7月28日までです。
/08.09.18/
三条市中央公民館で日本文学講座の講師を務めました。受講生の皆さんが、熱心に聴いてくださり、お話くださったおかげで、まことに有意義な講座となりました。そのおりプロジェクターで写し出した資料を公開いたします。講座内容は川端康成の掌編小説「化粧」を読むものでした。資料は、文学理論の用語をつかわず、できるだけ平易・簡潔にまとめてあります。一般の方にも、また研究を志す方にも、参考になれば幸いです。なお「化粧」のテキストは著作権の関係で公開できません。新潮文庫『掌の小説』等に収録されています。→
公開資料「川端康成「化粧」を詠む〜47の問い〜」
/08.09.04/
長岡市中央公民館で「小説の読み方・楽しみ方」について講演をいたしました。読むこと、解釈すること、批評すること、の三つの読み方について説明したあと、何が文学なのか、どこまでが文学なのか、といったお話をしました。この講座でもっとも熱を入れて語りたかったのは、〈文学を見つける〉という趣旨で、Mr.Childrenの「GIFT」の歌詞を解釈することでした。この歌詞がもつ現代的意義をお話できたことは幸甚でした。当日はゼミの修了生も御夫婦で聴きに来てくださいました。またインドネシアから来られている本学の外国人研究者の方も参観に来てくださいました。
/08.07.23/
「みんな未明」のコーナーに、「未明童話の初出誌判明リスト」を載せました。この調査は、平成20年度科学研究費補助金(基盤研究(C))に拠って行っているものです。未明童話には、発表初出誌・紙が不明のものが多く、調査は難航しています。新しい情報をお持ちの方は、どうかご教示ください。
/08.06.16/
上越教育大学国語教育学会が今週土曜日(6月21日14:00〜)に開催されます。研究発表2つと小松英雄先生の講演があります。詳しくは本学国語教育学会のホームページをご覧ください。
/08.02.12/
上越教育大学国語教育学会が今週土曜日(2月16日)に開催されます。今学会では、近代文学関係で、小埜が三島由紀夫「憂国」について話す他、渡辺淳一「失楽園」に関する研究発表もあります。学会員の皆さんは、お楽しみに。
/08.02.07/
大学院の入試情報をお伝えします。第2次学生募集(試験日:平成20年3月5日(水)  出願期間:平成20年2月13日(水)〜2月18日(月) )  詳しくは大学ホームページをご覧ください。
/08.02.06/

今年度の大学公開講座「日本近代文学の名作を読む〜短編小説を楽しむC〜」全10回が本日、すべて終了いたしました。2週間に1度のペースで、毎回1つずつ作品を読んできましたが、10回ともに、受講生の皆さんと楽しく有意義な会を持つことができました。これはひとえに毎回、熱心に作品を読んできてくださり、意見を出してくださった受講生の皆さんの熱心さと、物語の力のお蔭です。次回は、2009年度に開催予定です。また皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
/07.09.12/

本学近代文学ゼミ旅行を来る11月24日(土)〜25日(日)に実施します。行先は伊豆方面。川端康成や井上靖、漱石ゆかりの地を歩きます。本学近代文学ゼミの卒業生・修了生の方で、お近くの方はぜひご参加下さい。
/07.09.12/

大学院の入試情報をお伝えします。中期試験(試験日:平成19年11月23日(金・祝) 出願期間:平成19年10月22(月)〜10月31日(水) )  後期試験(試験日:平成20年1月12日(木) 出願期間:平成19年12月14(金)〜12月21日(金) )  詳しくは大学ホームページをご覧ください。
/07.09.12/

大学院説明会のお知らせ。日時:平成19年9月29日(土)13:00〜16:00 会場:本学 詳しくは大学ホームページをご覧ください。
/07.09.11/

大学公開講座のお知らせ。「日本近代文学の名作を読む〜短編小説を楽しむC〜」全10回の講座を開講いたします。講読予定作品は、@漱石『夢十夜』「第四夜」A小川洋子「中国野菜の育て方」B太宰「きりぎりす」C鴎外「半日」D宮沢賢治「よだかの星」E中島敦「山月記」F川上弘美「離さない」G鏡花「女客」H芥川「戯作三昧」I三島「熊野」です。詳しくは大学ホームページを。受講受付期間は9月14日までです。
/07.07.28/

日本近代文学会新潟支部会例会において、「純化と浄化−宮沢賢治「よだかの星」の手法−」というタイトルで研究発表を行いました。
/07.05.24/

大学院説明会の情報を載せました。
/06.12.12/

大学院の後期の入試情報をお伝えします。
/06.11.22/

毎年恒例となった三条市中央公民館の日本文学講座の講師をいたしました。今回は「泉鏡花「女客」について」というテーマで話をしました。
/06.11.16/

燕市総合文化センターで「燕大学」の講師を勤めました。テーマは「賢治童話の読み方・捉え方」です。参加者の方々には熱心に聴講していただき、講演後もいろいろな意見や質問を頂きました。雨のなか、参会下さり、ありがとうございました。
/06.11.11/

今年度のゼミ旅行は、学部4年生の卒論中間発表会が終わったあとに行いました。10日の夜行バスに乗って東京へ行き、12日の夜行バスに乗って上越へ帰るという強行軍でしたが、愉快で、有意義な旅になりました。参加者の皆さん、お疲れさま。
/06.10.15/

日本近代文学会新潟支部会例会において、「川端康成「化粧」の解釈学」というタイトルで研究発表を行いました。
/06.08.30/

小川未明文学館「文学館講座」のお知らせ。上越市高田図書館内にある小川未明文学館にて、平成18年9月2日(土)・16日(土)・30日(土)の3回にわたって、「未明童話の読み方・捉え方」のテーマで小埜が話をいたします。時間は、どの回も午前10時30分から正午までです。参加費は、無料です。申込みは、小川未明文学館(電話025-523-1083)へお願いします。1回目のテーマは「〈夏〉の童話を読む」。2回目のテーマは「〈姉妹〉の童話を読む」。3回目のテーマは「小川未明と宮沢賢治」です。未明作品について関心のある方々、どうぞご参加下さい。
/06.05.01/

大学院の入試情報・大学院説明会の情報を載せました。
/06.05.01/

本学では、地域貢献事業の一環として地域の教育関係機関等の求めに応じて講義を出張して行う「出前講座」を実施しています。平成18年度は日本近代文学に関する私の講義も実施いたします。詳しくは大学ホームページをご覧下さい。
/06.04.17/

ゼミ旅行(2006年2月28日〜3月2日)の記録を載せました。雨模様の京都でしたが、楽しい旅行となりました。
/06.04.17/

2006年度の講義内容を載せました。
/06.04.16/

「入学を希望される方へ」の中の 「上越の紹介」欄に高田公園の花見の様子「日本三大夜桜 高田観桜会の様子2006」を載せました。昨宵の模様です。短い映像ですが、お楽しみ下さい。
/05.12.07/

上越教育大学公開講座「女性作家を読む」第6回(吉本ばなな「バブーシュカ」)が終了しました。これで今年度の私の公開講座は終了となります。受講生の皆さん、お疲れさまでした。ただ者ではないと思われる受講者の方々のお蔭で、刺激的で有意義な講座となりました。女性作家達が物語を介して多くの苦難や苦悩を語り、新しい歩み出しをはじめているありようが分かったように思います。女性文学の今後の動向が気になるところです。
/05.11.24/

三条市成人大学講座(明治の文学)において、「寺田寅彦「団栗」「龍舌蘭」他」の話をしてきました。寅彦の科学随筆とは異なる初期作品の魅力について受講生の皆さんと一緒に考えられたことは有意義でした。この講座を担当するのは、一年に一度です。三条市の受講生の皆さんに今度お会いするのを今から楽しみにしています。
/05.11.15/

上越教育大学公開講座「女性作家を読む」2回目平林たい子「殴る」、3回目林芙美子「風琴と魚の町」が終了しました。次回(11月16日)は佐多稲子「牡丹のある家」です。お楽しみに。
/05.10.26/

上越教育大学公開講座「女性作家を読む」が始まりました。1回目は樋口一葉「十三夜」でした。次回は平林たい子「殴る」です。お楽しみに。
/05.06.09/

6月7日8日と、大学訪問をして参りました。ご丁寧に対応して下さった三谷憲正先生(仏教大学)と弦巻克二先生(奈良女子大学)に心よりお礼申し上げます。
/05.06.02/

3月に修了生から頂いた鉢植えが再び花をつけました。教育現場に戻った人や職場に入った人、帰国した留学生の皆さんにお伝えします。元気にお過ごし下さい。(下欄に写真。6月末日まで)
/05.05.24/

過年度の近文ゼミ講読テクスト一覧(2001年度2002年度)を載せました。
なつかしい顔が彷彿としてきます。
/05.05.24/

大学公開講座において、今秋「女性作家を読む-短編小説を楽しむ3-」の講座を担当します。社会人の方々に小説を読むコツやその面白さをていねいに伝えたいと思っています。今期は女性作家の作品をとりあげます。詳しくは大学ホームページを。なお受講受付期間は8月6日〜9月3日です。
/05.05.16/

「上越の紹介」(写真)を載せました。わたしたちの大学はこうした環境の中にあります。
/05.05.10/

「みんな未明」のコーナーのうち、「文庫本・単行本収録作品リスト」を再掲しました。
/05.05.10/

大学院説明会の情報を載せました。
/05.05.07/

2005年度の講義内容ゼミ旅行の記録を載せました。
/04.12.09/

「近代小説千夜一夜」「みんな未明」のコーナーは、現在、サイトを閉じています。
/04.09.22./

トップページを変更しました。これまでの「近代小説千夜一夜」のページは、従来どおりです。ここからお入り下さい。なお、あたらしいページのいくらかは、現在、作成中です。
高田公園の桜(2006年4月15日)